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狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することから始めましたが、野菜作り、ミツバチ、キノコ、朝市のカテゴリまで増え、広く深くという内容になりました。一般の方が知らない世界を覗けます。since2007.7 

わな猟初心者講習会

猟友会主催で「わな猟初心者講習会」を開催しました。

わな猟初心者講習会(座学用)

今年は、緊急事態宣言により9月の開催予定が延期となり10月になりました。

また、例年だとK市だけですが、今年はT市でも講師として参加しました。

対象は、今年からわな猟を始める人や2猟期目の人ですが、一度猟期を経験した人と未経験の人では理解力について雲泥の差がありますよね。

というか、狩猟が初めての人だと講習だけで理解してもらうのは無理でしょう。

なので、猟期になって経験し疑問に思うであろう様な事項について、後に調べれるように写真を多く掲載した講習資料を用意しています。

講習時間は、T市で2時間、K市で4時間でした。

T市では、時間が少なく早口で座学のみ、K市では座学の後に屋外でわなの模擬設置などを見てもらいました。

狩猟免許を所持しても実際に毎年狩猟の登録をしている人は非常に少ないのが現状と聞きました。

私が所属する分会では、加入した初心者にはベテランのハンターが付き指導するという体制をとっていますが、対応は分会ごとに異なるようです。

指導者がいないと山に入っても迷子になりそうだとか、入ったことがないので山の中の世界が怖いとかいう理由で狩猟を登録しない人もいるわかりませんね。

コロナ渦なのでアウトドアで余暇を過ごすのが流行しているようです。

もう一歩進んで、あなたも感染症対策と自給自足に向けて狩猟を始めてみませんか?と勧誘しておきますわ(笑)


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奴らは海から来る

10月15日午後6時頃、市から委嘱を受けて鳥獣対策を担う実施隊のメンバーから電話が入り、「住民から港でイノシシが泳いでいるという情報が入ったけどどうしようか?」とのこと。

近年は、山から住宅地に出てくるイノシシが増えてきているが、海を泳いで平地の住宅地に来るものも増えてきた。

行政が行った講習会での対応策は、山から出てきたものは水路などの人に危害が加わりにくい場所から山にお帰り願うということであったが、海から来ることを想定していなかったので、対応策は講習会の内容にはなかった。

しかし、私が管轄する地区では、山からの出没には慣れてきたのかめっきり通報が少なくなっているが、海から泳いで来るものは大騒ぎになり対応に苦慮する。

過去の事例では、夜間に護岸がない場所を見つけて上陸したため、苦労して駆除したことがある。


冒頭での話の続きは、10分後に市の担当者より電話が入り、「警察から連絡が入り港をイノシシが泳いでいるようですが、護岸があって陸に上がれそうな場所は少ないので、今回は情報提供だけで経過観察します。」とのこと。

話の中で、護岸から階段で海に降りれる場所が1箇所あるとのことだったが、階段を昇り降りする能力がある固体かどうかが少し不安。

その10分後に、別な隊員から連絡が入り、「港に様子を見に来たけど、海側との段差が低くて陸側に上がれそうな場所をウロウロしている。」とのこと、それならばと私も様子を見に行くことにした。

現地に到着すると、市の職員2名も出動していて、警察は一旦帰ったようだった。
護岸から上がれそうな段差はあるが、助走できるスペースが無いので上がるのは難しそうだった。イノシシは、また海を泳いで行ったようだ。

そのまま沖に出てくれることを願ったが、直後に市の職員に警察から連絡が入り、「イノシシが上陸した(今居る場所から200m程度南)との通報があったので、これから警察も向かう。」とのこと。

私は、近くに車を停車していたので一足先に通報があった付近に駐車して車外に出ると、「人が噛まれた!救急車を呼んでいる。駐車している車の陰に隠れている、近づくな!」と若者が叫んでいる。

辺りはもう真っ暗で見にくいが、人のシルエットが何人も見えていて、そこは一段高い場所のようだ。駐車している車の中にも逃げ込んだのか人影がある。

様子見で来ただけなので、私は丸腰。とはいっても、銃を発砲できる場所ではないので持ってきても使うことはできないが。
護身用にナイフくらいは欲しいところだが、銃刀法違反に問われるのが嫌なのでこんな事態でも持ってくることはない。

なので、いつもは金属バットで対応するしかないのだが、今回は家から出るときに「出番は無いだろうけど保険のつもりで」と思って、一度も使っていない電気ヤリを車に載せていた。

使い方も把握できていないし、だいたい電源を入れても何の変化もなく本当に電気が来ているの?と不安。それに「電気ヤリは購入したけどイノシシには効かないから使えねぇ!」という猟師も多くいる。でも、今は他に対応できる手段がない。

それを持ち、駐車している車列からは20m程度離れた場所を移動しながら歩いていると、車の陰にイノシシを発見!40kgくらいはありそうだ。

私に気づいたイノシシは、私めがけて一直線に突進してきた。

わなに掛かったイノシシは必ず人に向かって突進してくるが、山で出会ったり住宅地に出没したものは、人を警戒するだけとか無視するとか逃げるだけで人に向かって来るものはなかった。

いきなり突進してくるのは予想外であったが、もともと逃げる選択肢はないので、電気ヤリの電源を入れた。

「貧弱な塩ビ管の柄が折れるかも」、と一瞬頭をよぎった。電気ヤリの先端が当たった瞬間は柄が大きくしなったが、イノシシの動きが止まり私には当たらず左に向きトコトコと遠ざかって行く。

どうも一瞬だけ電気が流れたが、電気ヤリの柄が大きくしなったので、先端がイノシシから外れて電気が流れない状況になったようだ。それとも、もともとイノシシには効かないのか?

イノシシが向かった先は、交通量が多い幹線道路、その先は保育園から中学校まである住宅地、これはヤバイぞ!

後を追っていくと、幹線道路沿いにあるポンプ場の敷地内に入り込んだ。最悪の状況はとりあえず回避。

敷地内に入り込んだイノシシは、駐車場に面したフェンス横で動きが止まり立ったままの状態に。

DSC_1863.jpg

どうも、電気が流れて少し弱っているようだ。

その頃になると、救急車や消防車、パトカーが到着して辺りは騒然としてきて、その騒ぎで住民たちが集まって大規模イベント会場の様相を呈してきた。

私の傍には、警察官と実施隊のメンバー1名が居て、イノシシからは少し距離をとって様子を伺っていたが、暫くするとその場にしゃがんで動かなくなった。

こちらが突入しなければ、すぐには状況の変化がなさそうだったので、捕獲に向けての準備をすることにする。

まず、逃げた時の二次被害を防ぐために、集まった民衆に退散するように警察が放送した。

次に、警察には大きな盾の準備をお願いし、実施隊のメンバーには予備の電気ヤリを取りに行ってもらった。

捕獲に失敗しても敷地から出られないように、出入り口に丈夫な網を張りたかったが用意できなかったので、警察官に待機してもらうことにする。

30分ほど経過しただろうか、準備が整いイノシシと対峙することに。

盾を持った警察官2名と電気ヤリを持った私と実施隊員1名の4名が一列になりイノシシに近づく。

イノシシが立ち上がり私の方を向いた。

そのままの体制でイノシシまで行こうと思っていたが、4、5mの距離を残して盾が止まった。

私は少し戸惑ったが、そんな作戦の打合せもしていなかったのでしかたない。

イノシシはまた私に突進してきたが、先ほどより近かったので勢いがなく電気が効いたのか一瞬でその場に倒れた。

そこをもう1名が電気ヤリで突き、警察官が盾で頭と下半身を押さえつけた。

少しの間は動いていたが、時間が経過し完全に動きが止まったことを確認して開放した。

DSC_1864.jpg

これで、住宅地に逃げ込むという最悪な事態が回避できて安堵の気持ちが湧いてきた。

捕獲後に騒ぎを聞きつけて地元のテレビ局が取材に来たが、私はさっさと帰宅し日常の生活に戻りましたとさ。

この経験をもとに、海から上陸するゴジライノシシ対策を考えて次に備えたいと考えています。


秋の味覚

秋になり過ごしやすい気候になってきましたね。

そろそろ草が伸びるスピードも落ち着いてきたようなので、イノシシの捕獲檻のメンテナンスと草刈に行ってきました。

今年は春からアケビの花が多く見られ、豊作の予感がしていましたが、捕獲檻の中がこんなことに。

DSC_1782.jpg

周りの木々にも沢山のアケビがぶら下がっています。でも、鳥類の声があまり聞こえないのはなぜでしょう。

ちょうど食べごろに熟した実を食べてみたところ、すごく甘い!

DSC_1783 (1)

普通は自然な甘みが美味しいという印象ですが、ここのはねっとりとしていて糖度が高くて過去最高の甘さかも。

手が届く範囲のアケビを、すべてお腹に入れ込みました。

口の中に残った種は、口を膨らませ息を吐くと同時に林の中にまき散らして播種します。

野生の動物以外は、だ~れも来ない場所なので、これからも独り占めですわ(笑)


今年は、どこに行ってもアケビの実があります。

これは、5葉のアケビですね。これも熟して美味しそうなので食べてみましたが、甘味が少なくてイマイチ。

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種類でこんなにも味が違うことに少しビックリ。


移動し林道を走っていると、あまり見かけない場所に、芝栗が落ちています。

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この林道の要所にある栗の木は知っていた筈ですが、今まで見逃していたのか新木なのかわかりませんが、ここでこんなにあるのは初めてです。

それと驚くことに、イノシシが食べに来た様子がありません。

DSC_1811 (1)

普通なら、イノシシとの取り合いになるところなんだけどなぁ。

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今年は、イノシシが少ないのかな?でも捕獲檻の周りにはイノシシの出没した形跡がおおいのに。

なんて考えながら林道を先に進むと、目を付けていた栗の木はイノシシが毎夜出没しているのでしょう、殻ばかりで実が残っていません。

先ほどの場所は、イノシシが気付いていなかっただけのようです。珍しいですね。

こうやって一日を山で過ごし、芝栗をお土産に帰宅しましたとさ。

明日は栗ご飯か・・・


近況報告

ご無沙汰しております。

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1年4ヵ月ほど投稿しておりませんでしたが、体調も良く元気で忙しくしておりました。

先ほど確認したところ、コメントも頂いていました。返信もせず申し訳ありません。

また、SNSの方もまったく閲覧することもなく過ごしていたので、お友達の動向も把握せずにおります。

特に何らかの意図があって投稿しなかったということもなく、ただ単にあれこれと忙しくてブログに気が回っていなかったということです。

あれこれとは、自宅が古かったので別な場所に新築で建てましたが、住宅メーカーに丸投げしたわけではないので、業者の段取りとか細かいところの指示とかも必要でした。

昔ながらの家屋にしたので、基礎工事から完成まで1年4ヵ月ほどと長期にもなりました。

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同時に、仕事の方も新分野の業務を始めたので、勉強の日々を過ごしパソコンの前では仕事の作業ばかり。

新築に伴い、自宅に50坪程度の畑も作りましたが、山の新鮮な土で造成したので出来が悪くて苦労しています。

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狩猟の方はといいますと、猟期に数度ですが県外のヤマドリ猟に愛犬リンを連れていきました。

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有害駆除では、イノシシの捕獲を例年通り行っています。

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ピーチイノシシの時期には、短期間でそこそこの捕獲を行い農家の方に喜ばれました。

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猟友会の活動も引き続き行っていますので、狩猟試験とか講習会、会議、監視等で忙しくしています。

コロナ渦ですが、もともと人と接することより自然と戯れることが好きなので、日々の活動に変化はなくストレスフリーです。

それでもワクチン接種は受けるつもりですが、通常人の部類に入るので今月末ぐらいにやっと接種できそうです。

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簡単にいうと近況はこんなところです。

本日は、お盆シーズンで仕事の谷間、それに雨天ということで、たまたまブログを確認しての投稿です。


キンリョウヘンの開花

仕事が多忙なうえにあれこれと趣味を超越した活動により、時間的にも精神的にも余裕がなくブログからは遠ざかっていましたが、新年度が始まり、仕事で大きな山を越えたことからやっと少しだけ精神的な余裕が持てました。

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昨年に株分けして8鉢になった日本ミツバチ誘引用のキンリョウヘンは、全鉢で花芽が付き1鉢が開花しました。

昨年は、室外でのほったらかし管理により開花が5月頃になりましたが、今年は、室内で管理したおかげで分封に間に合いました。

日本ミツバチの分封予想はというと、雄蜂の巣蓋を確認したのが3月8日ですから今日で25日になりますので、本日の雨が上がり晴天予報の明日からが本番になりそうです。少し前に探索行動をとっている働き蜂を確認しているので、早い群ではすでに分封しているかもわかりませんし、もしかすると私が管理している巣箱でも分封を開始しているかもわかりません。

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今年は、新しい巣箱を製作する時間的な余裕が無かったので、昨年までのものをメンテナンスして待ち箱として使用しなければなりません

第一分封を捕獲しようと思えば、このブログ記事を書く時間で待ち箱の用意をしなければいけないんですけど、いくら多くの分封群を捕獲しても逃避や消滅させるような管理しかできないのなら、貴重な自然群を飼育する資格は無いのではないかという考えもありますから、そんなに目の色変えて必死にやることもないでしょう。

まあ、ぼちぼちとやりますわ。といいながら、途中から豹変するんですけどね(笑)


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川ガニ

川ガニ

動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。




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