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狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することから始めましたが、野菜作り、ミツバチ、キノコ、朝市のカテゴリまで増え、広く深くという内容になりました。一般の方が知らない世界を覗けます。since2007.7 

イノシシ捕獲補助システム

これは、イノシシの捕獲檻を制御する機器です。

DSC_0971_20190314230240467.jpg

カメラ、赤外線センサー、温度センサー、画像識別センサー、自動閉鎖システム等を内蔵。一番上のトレイルカメラは私が設置したもので関係ありません。

鳥獣被害を低減する手助けとして工学系の大学生が試作したものです。

先日、研究成果として発表を終わらせ、次は大学との共同研究として実用的な製品を製作する段階に入る予定。

扉の閉鎖はAIでイノシシを識別して自動で行うものと、スマホを見ながら手動で行う2方式を考えています。

農耕民族になってしまったと思わせといて、実はこんなこともやり狩猟民族として生き残っていますよ(笑)

実は記事にはしていませんが、あいかわらずイノシシの捕獲もやっており、今年も地区ではトップの捕獲数を保っているのではないかと思います。

特に変わったことといえば、仕事が忙しくて予定が立たないくくり罠猟を減らし、獲る日を限定できる箱罠猟をメインにしたことですかね。

ですから、ちょうど時期的にはピッタリの捕獲システムということです。

こちらのイノシシは、人家周りに潜んでいるため警戒心が高くて、箱罠で捕獲の為に蹴り糸を張っただけで近寄らなくなりますからこのシステムには期待しています。

ただ、小型で目立たないようにしないと警戒しますからね、そういう配慮もしないといけません。

これは今後の展開に目が離せませんなぁ(笑)


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今年のピーチイノシシ獲り

捕獲檻の餌に白桃を使うピーチイノシシ猟は、例年より早く白桃が熟しだしたので、檻の稼動は6月末からでした。

DSC_0311[1]

豪雨で被害を受けた畑も多く、収穫量は例年より少なかったので、当然餌の白桃も少くて使用した檻の台数も少ない。

でも、捕獲数は例年より多く推移しました。

捕獲した翌日には、もう食べに入っているという状況が続いたこと、獲れたイノシシが例年に比べ痩せていることなどから、山に餌が少ないと思われます。

私は餌の白桃が無くなった8月初旬から捕獲が休止状態になっていますが、海沿いの地区からは、米ぬかでの捕獲連絡が頻繁に入ってきます。

この様子だと、これから先もクマやイノシシの出没情報や被害が増えてきそうです。

みなさん、お気をつけくださいませ。


イノシシ獲りの名人?

イノシシの罠猟をしていて、やったぞー!って喜ぶことの一つに、仕掛けた罠に狙いの個体が翌日に獲れることがあります。

これは結構嬉しくて自慢たらたらになります(笑)が、我が班のメンバーには、ほとんど翌日には獲ってしまう者がいます。

昨日獲れたイノシシも、罠を設置したのは前日のこと。

2018-08-15-14-49-44[1]

罠の製作は別なメンバーにお任せで、本人は、仕掛けやすい場所に考える素振りもなく適当に設置、それで、翌日には捕獲という塩梅。

いつ見ても、「もっと丁寧に仕掛けろよ!」と言いたいところですが、獲れるので何も言えない。

「いくらなんでもそれはダメだろう!」と内心思っていても、やはり翌日には獲れる。

私の見立てでは、この者は人間の匂いが無く、野生の匂いを持っているからだろう、と思っていますが、普通におっさん臭いだけではあります。

これって何なんですかね?


カラスの捕獲檻が完成

空き時間に、ちまちまと製作していたカラスの捕獲檻が完成しました。

DSC_3611[1]

再現性がある仕様を模索して製作したので、たっぷりと時間はかかりましたが、ほぼ満足できる完成度です。

でも、これからが大変!これを基に今月中に2基製作しないといけませんから。

自分を追い詰めたくはないんですが、得意技の 安請け合い を連発していしまいましたわ(笑)

ただ、今回は全工程を一人で作業しましたが、次からは我が班員総出で製作するつもりなので、段取りさえ良ければ1基あたり2日もあれば完成しそうな気がします。

あくまでも、気がするだけですからね(笑)

これまた得意技の 話半分 として4日ですから、これくらいな日数なら十分かと思います。

先行して完成した捕獲檻の実績から、おとりカラスの羽数やエサの種類等諸々の経験値も上がってきたので、効率的な個体数管理が行なえるようになるのではないかと思います。

あくまで思っているだけですから、よくあるどんでん返しも高確率であると思います(笑)

エサについて、飼育時のエサと捕獲時のエサは、替える必要がありそうです。

これなんか、捕獲時には良いエサになるでしょう。

DSC_3612[1]

運用面で気をつけることも多くありそうです。

その中でも最も重要な事柄として、この捕獲檻を設置することによりカラスを呼び、被害が拡大するという恐れがあるので、果樹被害が起こる可能性がある時期には稼動を中止することですかね。

そして必要が無くなったおとりのカラスはカラス除けとして畑にぶら下げてしまう。

おとりのカラスは、利用するだけ利用してしまうという 非人道的 な運用方法。

これは、美味しいものを楽してたらふく食べれる家畜と同じ扱いということですかね。

こんなことをあれこれと考えていると、捕獲時にその都度おとりを入れ替えるのが良さそうですわ。

さて、初捕獲はいつに?


カラスの檻製作途中

全国的に鳥獣害による農作物被害は深刻な状態が続いています。

しかし、イノシシ、シカの被害については、現在10年で半減という目標を掲げ国を挙げて取り組んでいるところですが、獣類の被害よりも深刻な場合もあるカラスによる果樹や畜産被害については、何も進んでいないような気もします。

畜産被害については、あまり聞かれたことがない方も居られるわかりませんが、乳牛の乳首を突き傷を負わせ、その部分から病原菌が入り込み最終的にはそれが原因で死んでしまうという大きな被害をもたらせます。

私が活動している地区では、最も深刻な鳥獣害被害はカラス被害だといえます。

以前は、鉄砲によるカラス駆除が最も盛んに行われていましたが、現代人が持つ銃に対する嫌悪感や騒音による人畜等へのストレス等による苦情で、現在では全く行われなくなりました。

被害防除の方法として、黒糸を張るという対策の効果はかなり高いと思いますが、黒ではなく他の色での効果が低いことや手間がかかるとか、どうやったら良いのか分からないとかで、取り組んでもらえないというのが現状です。

しかし、このまま放置しておくわけにもいかないので、以前から行政に捕獲檻を設置してもらいたいと要望していましたが、最近になってやっと予算が付き、捕獲檻を購入したり製作したりして増やしているところです。

昨年は、既製品を購入しましたが、自作すればかなり安価なことから今年は各人で製作することにしました。

設置して捕獲実績が高いものを見学に行き、それを見本に1基ずつ製作している途中段階です。

先に出来上がった、捕獲檻が2基。どちらも囮のカラスを入れると数日のうちに捕獲できました。

ここにいたっては、最初の捕獲で約20羽。

2018-01-15-21-57-03.jpg

この調子で捕獲数が増えると良いのですが、カラスは学習能力が高いですから、なかなかそううまくはいかないかもわかりません。

ということで、私も1基製作している途中です。

DSC_3530.jpg

基礎部分が最も重要なので、手間をかけて作ります。手抜きすると、獣類が侵入して囮のカラスを食べちゃいますからね。

平地の場所なら簡単だったのですが、桃畑は陽当たりが良い斜面の場合が多いので、掘る手間が大変。

でも、やっと出来上がりました。

DSC_3531.jpg

あとは、本体の資材納入を待つばかり。

と、ここでとりあえずカラスの話は終わりなんですが、基礎の掘削をしているときに気づいたことがあります。

この写真なんですが、ここは畑なので上部は耕作土で下部は地山。

DSC_3532.jpg

分かりづらいかもわかりませんが、モグラが掘った穴が多数見えます。

モグラは縦横無尽に穴を掘って、穴の中に落ち込んだミミズを食料にしています。

で、穴を掘っている位置というのが耕作土と地山との境界面の耕作土側。

ミミズは腐葉土などの植物性有機物をエサにしているので、耕作土付近に多いわけです。

モグラとしては、効率的にミミズを捕獲できる位置に穴を掘っているんですね。

と、こんなこと考えながら穴掘りしました。

そういえば、今シーズンのサトイモ栽培は、半分以上をネズミに食べられ例年に比べて大幅減収穫。

モグラが掘った穴にネズミが入り込み次々にサトイモを食べ尽くす。

このまま全滅か!というときに、農家の方から「竹酢が効くよ」とアドバイスをいただき散布してみると、それ以降は被害なし!

モミ酢採ったけど、カラスには効かねえかな~?


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川ガニ

川ガニ

動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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