狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

カラスの檻製作途中

全国的に鳥獣害による農作物被害は深刻な状態が続いています。

しかし、イノシシ、シカの被害については、現在10年で半減という目標を掲げ国を挙げて取り組んでいるところですが、獣類の被害よりも深刻な場合もあるカラスによる果樹や畜産被害については、何も進んでいないような気もします。

畜産被害については、あまり聞かれたことがない方も居られるわかりませんが、乳牛の乳首を突き傷を負わせ、その部分から病原菌が入り込み最終的にはそれが原因で死んでしまうという大きな被害をもたらせます。

私が活動している地区では、最も深刻な鳥獣害被害はカラス被害だといえます。

以前は、鉄砲によるカラス駆除が最も盛んに行われていましたが、現代人が持つ銃に対する嫌悪感や騒音による人畜等へのストレス等による苦情で、現在では全く行われなくなりました。

被害防除の方法として、黒糸を張るという対策の効果はかなり高いと思いますが、黒ではなく他の色での効果が低いことや手間がかかるとか、どうやったら良いのか分からないとかで、取り組んでもらえないというのが現状です。

しかし、このまま放置しておくわけにもいかないので、以前から行政に捕獲檻を設置してもらいたいと要望していましたが、最近になってやっと予算が付き、捕獲檻を購入したり製作したりして増やしているところです。

昨年は、既製品を購入しましたが、自作すればかなり安価なことから今年は各人で製作することにしました。

設置して捕獲実績が高いものを見学に行き、それを見本に1基ずつ製作している途中段階です。

先に出来上がった、捕獲檻が2基。どちらも囮のカラスを入れると数日のうちに捕獲できました。

ここにいたっては、最初の捕獲で約20羽。

2018-01-15-21-57-03.jpg

この調子で捕獲数が増えると良いのですが、カラスは学習能力が高いですから、なかなかそううまくはいかないかもわかりません。

ということで、私も1基製作している途中です。

DSC_3530.jpg

基礎部分が最も重要なので、手間をかけて作ります。手抜きすると、獣類が侵入して囮のカラスを食べちゃいますからね。

平地の場所なら簡単だったのですが、桃畑は陽当たりが良い斜面の場合が多いので、掘る手間が大変。

でも、やっと出来上がりました。

DSC_3531.jpg

あとは、本体の資材納入を待つばかり。

と、ここでとりあえずカラスの話は終わりなんですが、基礎の掘削をしているときに気づいたことがあります。

この写真なんですが、ここは畑なので上部は耕作土で下部は地山。

DSC_3532.jpg

分かりづらいかもわかりませんが、モグラが掘った穴が多数見えます。

モグラは縦横無尽に穴を掘って、穴の中に落ち込んだミミズを食料にしています。

で、穴を掘っている位置というのが耕作土と地山との境界面の耕作土側。

ミミズは腐葉土などの植物性有機物をエサにしているので、耕作土付近に多いわけです。

モグラとしては、効率的にミミズを捕獲できる位置に穴を掘っているんですね。

と、こんなこと考えながら穴掘りしました。

そういえば、今シーズンのサトイモ栽培は、半分以上をネズミに食べられ例年に比べて大幅減収穫。

モグラが掘った穴にネズミが入り込み次々にサトイモを食べ尽くす。

このまま全滅か!というときに、農家の方から「竹酢が効くよ」とアドバイスをいただき散布してみると、それ以降は被害なし!

モミ酢採ったけど、カラスには効かねえかな~?


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獲ったどー!

今年の白桃は、収穫が終盤になってきました。もう終了している農家もあります。

順調に捕獲していたピーチイノシシですが、先日の記事にもあったように、クズ桃を農家の方が投棄するので捕獲檻の白桃を食べなくなって獲れませんでしたが、投棄桃を食べ尽くしたようで、やっと本日、小さいのが獲れました。

DSC_3105.jpg

周りには大きいイノシシの足跡もありますが、腹ペコではないようで檻には近寄りません。

毎日あった白桃のエサも少なくなり、二日に一回少しだけあるという状態になったので、親が捕獲檻に入るまで待つ余裕はありませんね。

とりあえず獲れるだけ獲って、今夏の捕獲を終了しようと思います。

今年も、真夏にほぼ毎日出動して疲れました。

少し休んで、涼しくなってからくくりワナでの捕獲を始めようかと思っていましたが、次のターゲットとして梨を選択したようで、被害報告がありました。

いままでは、梨を捕獲檻に入れてもまったく見向きもしませんでしたが、今年からは興味を示すかもわかりませんね。

引き続き捕獲檻を稼働させないといけないのかぁ?




今日も獲ったどー!

今日も白桃のエサでイノシシが獲れました。

DSC_3055.jpg

3日ほど前に扉が落ちずに逃げられたやつですが、白桃の魅力に学習したことが身に付かず御用。

白桃は、イノシシにとって麻薬と同じなんでしょう。なんて恐ろしい!

今の時点では、大きなイノシシが1頭捕獲檻の周りに居るだけであとは足跡がありません。

その1頭で打ち止めになるといいのですが、またどこからともなくやってくるんでしょうね。

ま、白桃のエサはまだありますから、続けて獲らないといけませんわな。


獲ったどー!

白桃のエサでイノシシを獲りました。

これは昨日に捕獲したもの。

DSC_3048.jpg

この捕獲檻は、捕獲した2日前にもセットしましたが、作動用の糸が高すぎてエサだけ食べて素通り。

昨日、再セットしたら捕獲。


こちらは本日に捕獲もの。

DSC_3051.jpg

前日にセットしたら、捕獲檻中央部分にセットした糸の手前まで白桃食べて逃げられました。

ここは知恵比べと考え、ダミー糸と作動用糸の2本を張ってうまく捕獲に成功。

私も少しは頭を使わないとボケが進みますからね(笑)


最も重要な鳥獣害対策

好天続きで気温が上昇し、白桃が一気に熟し始めたので収穫が最盛期になりました。

白桃は収穫適期が短いので熟れすぎたものは商品価値が無く、獣害、鳥害、虫害を受けたものは廃棄されます。

雨が多いと糖度が低くて価値が下がり、晴れが多いと熟すのが早くて収穫が間に合わない。

桃農家は大変です。

その農家を少しでも助けようとの思いで、被害を軽減させるためにこの時期は集中的に駆除で出動していますが、こんな所に白桃を投棄されると、餌付けで鳥獣害を導き私達駆除員の苦労が無駄になります。

DSC_3038.jpg

悲しいことに一部の農家の方には、そういう認識が無いようです。

この近くの畑では3年間くらい約7反もの桃畑がカラス被害で全滅になっています。

これがその引き金になることが理解できないのでしょうね。

この桃を投棄したのは、その全滅になった農家の人だと思います。

被害を受けるのが投棄した本人だけならまだいいですが、周りの畑の方も被害を受けますからね。


ここも同様に投棄しています。

DSC_3041.jpg

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この場所は、近くにイノシシの捕獲檻が2基設置してあり、毎日桃を檻の中に入れているので捕獲の準備が整いつつありましたが、この投棄されたエサが尽きるまではもう捕獲檻には近づかないでしょう。

農作物に対する鳥獣被害を低減させるために最も重要なことは、農家の意識改革だと思います。

農作物被害を受けると市役所に「なんとかしてくれ!」と怒鳴り込む者もいるようですが、こんなことをしているようではそんなことを言う資格はありません。

もともとイノシシは、投棄した白桃で味を覚えて被害が拡大しましたからね。

なんだかこんなのを見ると、猛暑の中毎日出動するヤル気が失せますわ。

これからでもいいから、農作物被害低減のためにJA(農業協同組合)で、農家の意識改革に取り組んでもらいたいものです。


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川ガニ

川ガニ

動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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