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狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することから始めましたが、野菜作り、ミツバチ、キノコ、朝市のカテゴリまで増え、広く深くという内容になりました。一般の方が知らない世界を覗けます。since2007.7 

カモの回収(2)

F1000196.jpg


これは、先日にアップした写真で、友達と連休に獲ったカモの一部です。

この中の1羽は、射撃後6時間して回収したものです。



その日の夕方に友達から電話があり、私が猟をしている川の下流域で「カモとヌートリアを獲った」との事。

私も昨日アップした「カモの回収(1)」のカルガモを回収して、ホッとしたばかりだったので、「これから直ぐにそちらに向かう」と返事をして、カモの処理は後回しにして向かいました。

友達と合流すると、ちょうど川で獲物の処理をしている所でした。

それからは、私の獲物と残りの友達の獲物を処理して、今日の猟況を話し合っていました。

友達も今日は流れが速くて回収に苦労し、1羽は未回収になってしまったとの事でした。

私も同じ状況だったけど、なんとか未回収にはならなかった事などを話していました。。

私は川の下流を眺めながら話していたのですが、なんだか2、300mほど先にカモのようなモノがいるように見えます。

双眼鏡で覗きながら「あれ、カモじゃない?」と友達に話しましたが、それにしては少し変で、オレンジ色があります。

「カモの羽にオレンジ色は無いよな」と話しましたが、マガモとカルガモは足がオレンジ色です。

「あのオレンジ色は足か?」と言うと、友達が「アッ!その可能性はあります。未回収の獲物はこの上流で撃ったカルガモです」と言ったので、「それじゃ見に行ってみるか!」と言って車を走らせ移動しました。

でも、その時点では、まさかそんな偶然はないだろうと内心思っていました。

車で河川敷に降りて、そこからは歩いて川岸のその場所に行ってみました。

すると、そこにあったはずのオレンジ色が付いた物体が見当たりません。

「あれ?無くなっている」と話していて、ふと、少し下流の沖合いを見るとそれらしき物体が流れています。

「あっ!あそこに流れている!」と言うと、友達は、「あっ!やっぱりカモだ!」と言ったので、少し近づいて見ると、ひっくり返って足を上にして流れているカモです。間違いありません。

未回収のカモを6時間ぶりに見つけました。こんなことってあるんですね~。

でも、感慨に浸っている暇はありません。カモは下流に向かってどんどん流れています。

川の対岸からの方が近い位置を流れているので、友達に車で対岸まで行って回収するように言い。私はカモを見失わないように、川岸を歩いて下りました。

友達が対岸に着いて、回収用の竿を振る頃にはカモは随分と流され、届きそうにも無いくらいの距離でしたし、ブッシュでカモの位置がはっきりと解らなそうでした。

投げてもこの1投しかチャンスはなさそうでしたが、友達は思い切って投げたようです。

こちらからは良く見えませんが、ブッシュの影から覗き込むようにして、リールを巻いている様子です。

距離的には相当あるし流れも速いので、これではとても無理かな?次の回収場所はかなり下流になるだろうし、薄暗くなって来たのでもうダメかな?と考えていると、「ヤッター!掛かった!」と叫んでいます。

えっ!掛かったの?見るとカモが岸に近づいています。

「ウォー!ヤッタカー!」と私も叫びました。

最後は、ブッシュでなかなか手元まで来ないようでしたが、なんとか取り上げました。

これは、快挙です。友達も私も久々に興奮しました。

相撲で言えば、力士が横綱と立会い、行事が横綱に勝ち名乗りを上げたのに物言いがつき、取り直しで横綱に土俵際まで押し込まれ、土壇場で踏みとどまって、投げ飛ばして金星をあげたかのようです。ってわかります?

たかが1羽のカモのようですが、とにかく、非常に気分の良い結末になり、その後に喫茶店で飲んだコーヒーの美味しかったこと。


この快挙を後世に語り続けるため、ここに書きとめておくことにいたします。(大爆笑)

文章にすると大した事ないですが、本人達は大感動だったんですよ~。

この回収劇には、それに至るまでにもミラクルがあったので、それを追加投稿いたします。

このカモを射撃したのは、友達のエアーマニアさんですが、このカモがロストガモになったのにはチョットした理由があります。

射撃時点では、カルガモが5羽ほど群れて居たそうです。その中にいる1羽のカルガモの頭に狙いをつけ引き金を引くと、なんと、2羽が同時にひっくり返ったそうです。

川の流れが速かったので、1羽のカルガモを回収している間に、もう1羽のカルガモを見失ってロストガモになってしまったようです。

1弾で2羽に当たった話は時々聞きます。でも、この時にはすぐ横にいたカモに当たったのではなく、少し離れていたカモに当たったみたいです。

それに、最初に回収した1羽目のカモもロストガモとなり6時間後に回収したカモも、なんと!、どちらも頭に当たっていたのです。

ギャアー!!お、恐るべしミラクル兆弾!

ロストガモを回収直後に、2羽を並べて、どちらが最初に狙ったカモか兆弾カモかの検証をしました。

実はエアーマニアさん、最初に回収したのがどちらのカモか解らなかったのですが、頭に当たっていたので狙ったカモと思っていたようです。

2羽のカルガモの頭に残っている弾痕を探し、弾の進入した角度から割り出そうとしましたが、じぇーんじぇーんわかりましぇーん、どちらも同じ高さで、角度もほとんど変わりません。

まさに超ミラクルなのです。

この2羽のカモを並べて写真を撮り、広くみなさんに検証してもらえば良かったかも?

でも、すでにこの2羽のカルガモは、羽を抜かれ調理されて、フランス料理屋さんの「ヴォナ村」の冷凍庫で私達に食べられてるのを待っていることでしょう。

今となっては、真実を解き明かす術はありません。

そして、これが伝説となったのです(爆)


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川ガニ

川ガニ

動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。




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