狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

イノシシのレバー

イノシシフィーバーから早1週間、設置しているほとんどの柵でイノシシを獲ったにもかかわらず、別なイノシシが柵のエサ(今は清水白桃)を食べに来ています。

懲りない連中ですね。

でも、警戒しているようで、引き糸に触らず扉が落ちません。

こちらも、もう少し頭を使わないといけないようです。


あれだけイノシシを獲ったにもかかわらず、私は一度も肉を食べていません。

でも、これは食べました。

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イノシシのニラレバ炒めです。

それと、巻き狩りに行っていた頃に食べた、レバーの炒め煮のようなものです。

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作り方は、タカノツメを炒めてレバーを入れ、醤油と砂糖で味を付けた料理です。

私の記憶はあてにならないので、作り方は少し違ったかも解りません?

なにせ10年以上前の事ですから。


イノシシのレバーは、牛と比べれば少し豚よりかな?って感じですが、味が濃いのと甘みがあるところが豚との違いでしょうか。

牛では熱を加えるとレバー臭が気になりますが、イノシシは気になりません。

私的には、とても食べやすくて、美味しいと思います。

他の内臓系も美味しいので、今後紹介するつもりでいます。

肝心な各部位の肉の味はどうだ!とのご質問にもお答えできるように、今後料理をして食べたいと思っています。

猟期(冬)のイノシシを食べた事のある方は多いと思いますが、今の時期のものを食べた方は少ないでしょうね。

私も楽しみです。

今後の料理を、ご期待ください。



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ヌートリア駆除

先日、ヌートリア担当の駆除員に、ワナを設置する手伝いを頼まれました。

ヌートリアは、右の蓮が生えている川から左の田圃に上がりイネを食べます。

凄い事になっているでしょう。

農家の方も網を張るなどして防御しないといけませんね。

駆除で絶滅させるのは難しいです。

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私は手伝いだけ済ませて、管理は写真の駆除員がする事になっているんですが、昨日は用事があって見廻れないとかで、私が変わりに行きました。

すると1ヵ所だけヌートリアが掛かっていました。

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他のワナにも来たようですが、空弾きをしていました。

この川筋は非常にヌートリアが多く、毎年100頭獲っても減りません。

ヌートリアは他の場所にも沢山生息しているので、この駆除員は1年中駆除をしています。

とても大変ですね。

今年から、この役目を私に代わるようにと言っていましたが、面倒な地区のイノシシ駆除担当にされたので、この役は言われずに済みました。



以前に、駆除したヌートリアの引き取り手になって頂ける方を募集したことがあります。

まことに申し訳ありませんが、今の時期のヌートリアは状態が良くない(臭い)ようなので、送ることは出来そうにもありません。

また、状態が良くなった頃にご希望をお聞きします。


魚肉ソーセージ

大分サミットに向かう道すがら、佐多岬にある道の駅で見つけた魚肉ソーセージです。

限定復刻という表示に誘われて買ってみました。

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この辺りは魚の練り物が名物のようで、道の駅では揚げたてのものを多種揃えていました。

魚肉ソーセージは、昭和26年に愛媛県八幡浜で誕生したそうです。

ここから全国に広まったんですね~。

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あじ100%の材料を使って、古式製法で作ったソーセージのお味はと言うと・・・

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私的には美味しいと思いますが、魚肉ソーセージの味に対してウンチクが言えるほど詳しくないので、皆さん召し上がって判断してください。

ただし、限定復刻なので数に限りがあるかも解りません?お早めに。



イノシシの柵(5)

今朝も朝早くから農家の人の電話で起こされました。

「大きなイノシシがオリに入っている!」と興奮した声が聞こえます。

え~、また~↓

昨日も夜遅くまで獲れたイノシシの処理や調理をしたばかりです。

今日のはオスで、体重が60kgはありそうです。

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地元農家の方がイノシシを食べたいと言われていたので、電話をして要るかどうかの確認をしたところ、要るとの返事なので血抜きだけ済ませておきました。

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今日は、処理と調理をせずに済みましたのでラッキーでしたね~。

できれば、電話はもう少し陽が昇ってからにしてもらいたいです(笑)

イノシシを刺して農家の方が引き取りに来るのを待ってから帰りましたが、2人来た農家の方はとても興奮している様子で少し笑えました。

2人では重くて運べないとか言って、他の方を呼びに行ったりと、なんだか大変そうでしたね~(笑)

農家の方にとっては、今日は大イベントになりそうです(笑)

今日の桃の収穫は後回しになるのかな?美味しい清水白桃が熟れすぎになるかも(笑)

イノシシが柵に入っているのを見つけた農家の方は、普段は片方の足が痛くて普通に歩けなかったのに、その時には興奮していたので普通に歩けたと言って自分でビックリしていました。

朝早くに起こされて行くのは少し嫌でしたが、とても笑えた1日の始まりです。


イノシシの駆除数は、これで7頭目となりました。

もう少し間隔を開けて獲れると嬉しいな~、と贅沢な事を言っています(笑)


イノシシの柵(4)

忙しくて更新が遅れました。

先日イノシシの柵(オリ)で獲ったイノシシは、1晩流水につけて冷やしておきました。

そして、解体作業です。

ここは、山の中にある駆除班ご用達の解体場です。

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イノシシの皮は剥ぐ地方と、毛だけ抜く地方があるようです。

こちらの方面では、皮を剥ぎます。

さすが、ピーチイノシシです。

中性脂肪が溜まっていますね~(笑)

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やっと解体作業が終わったと思ったら、またまたピーチイノシシが獲れました。

今年生まれのウリ坊です。

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ウリ坊とはいえさすがピーチイノシシです。脂がよくのっています。

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体温を下げる為に水風呂に入って頂きます(笑)

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そして、このウリ坊の兄弟が次の日に桃を食べに来ていました。

親を獲るセッティングから仔を獲るセッティングに替えて、次の日にまた1頭ウリ坊が獲れました。

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結局、この柵ではウリ坊が3頭獲れました。

実際は、親しか獲れないセッティングにしていたので、こんなウリ坊は獲れる筈がないんですけどね。

よく見ると誰かが柵を開けて親イノシシ持ち帰った形跡があります。

それに柵が落ちると作動する発信機を付けているのですが、ネジを緩めて作動させないようにもしていました。

数人の手馴れた者の仕業のようです。

イノシシが要るのだったら、言えば差し上げるんですけどね。


他の場所でも、入っていました。

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これは、メスで仔を生んでいない体重が50kg程度の肉質が最高のイノシシです。

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仲良く水風呂に入れて置きます。

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毎日の柵への桃やりと獲れたイノシシの処理で忙しくてたいへんです。

この連休も毎日世話をしていました。

誰か替わって~~!!!


これから、また処理作業に行ってきます。

コメントのお返事はもうしばらくお待ちください。



猪の柵途中経過(3)

苦節2週間、やっとイノシシが獲れました。

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体重が25kg前後のオス2頭です。

これから解体をします。

詳細は、また後日ということで。


祭ずし

学校関係は今日までで、明日からは夏休みになるようですね。

本日は、夏休みに岡山に来られる方や立ち寄る方の為に、お手軽な岡山の味を紹介します。


これは地元企業が駅などで販売している、お弁当です。

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岡山と言えば桃太郎とそのお話の中に出てくる桃で有名です。

このお弁当は、パッケージには桃太郎に登場してくるサル、イヌ、キジが描かれていて、弁当箱は桃の形をしているので、一目で岡山ということがわかりますね。

お弁当の中身はちらし寿司ですが、”祭りずし”という名前で販売しています。

岡山名産のサワラやママカリも入っています。

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具沢山で見るからに美味しそうですし、食べても美味しいので時々思い出したように買って食べます。

これが岡山の味って感じですかね。

パッケージの裏には、”まつりずし”と命名した由来が書かれています。

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岡山に来られた際には一度食べてみてください。

岡山に来た!という実感が味わえると思います。

あ!それから、私はこの企業から宣伝費などはもらっていません。このお弁当を1年間分頂ける話があれば受け取る用意はありますが(笑)

猪の柵途中経過(2)

イノシシの柵を稼動できるようにして2週間になります。

イノシシの親を獲らないと数が減らないので、柵は親を獲るセッティングにしています。

作動すれば、親子が全て獲れるという効率的なセッティングです。

しかし、今使っている寄付でもらった柵は作りが悪くてトラブル続きです。

先日の片側の扉が落ちない件に続いて、昨日は、作動装置のレイアウトなどが悪くて親イノシシが入っていたのにワイヤーが引っかかって扉が落ちていませんでした。

そして今日は、柵に入っていた親イノシシが底を掘って逃げていました。

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片面が3mの部分を重点的に掘ったようです。

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そして最後は鼻を入れて押し上げて逃げたようです。

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先日参加したセミナーでも、イノシシが底を押し上げて囲いを出入りする様子を映像に残していました。

柵には底が必要だという事を言ってましたが、その通りだと実感しましたね。


別の場所ではこれです。

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イノシシが糸に触ると扉が落ちる仕掛けにしているのですが、その肝心な糸を噛んで切っています。

これでは、扉は作動しません。

完全にこちらの手の内を見透かされていますね。

人家の近くで人間との知恵比べをして、何年も生き延びてきたイノシシは一筋縄ではいかないようです。

結局今までに獲れたのは、たまたま逃げるときに扉に挟まったタヌキ1匹だけです。

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9基ある柵全てに底がないので、親イノシシが獲れる可能性が限りなくゼロに近づいたような気がします。

この柵では今までに何十頭ものイノシシを獲ったようですが、殆んどが知恵が発達していない仔イノシシだったようです。

柵を改造するにしても、今作業すると当分の間イノシシは寄り付かなくなるでしょう。

はぁ~~、手詰まりって感じですね~。


シカカツ

よく伺うブログでシカ料理はシカカツが美味しいと聞いていました。

ずいぶん前から作ってみようと思っていましたが、あれこれと忙しく時間がとれなくて伸び伸びになっていました。

先週末は、気温が上昇していて子犬の訓練はとりやめにしたので、夕食は私が作ることにしました。

日没までカラスの有害駆除をしていて遅くなったので慌てて作り始めたら、パン粉が無いことに気づきましたが、朝食に用に買ってあったパンをちぎって代用にしました。

シカカツには見えない風貌の料理になっちゃいましたね(笑)

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でも、お味は最高に良いです。

モモ肉を使ったのですが、とても柔らかく出来上がっていますし、まったく癖がないです。

これならいくらでも食べれます。


シカカツだけだと寂しいので、カルガモのポアレも作りました。

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肉の焼き加減が悪かったですね。

皮の部分の焼きが少し足らなかったのと、肉の部分に火を入れすぎたようです。

ソースは、その辺にあるもので作りましたが、これが大正解でとっても美味しいかったです。

材料は、カルガモを焼いた時に出た脂と牡蠣醤油、酢、牛乳、蜂蜜です。

日本のオヤジは醤油ベースの味が好きなようですな~(笑)

やっぱジビエ料理は最高だ~~!!!


日本ミツバチ

夜の11時頃、庭で遊ばせていた子犬をゲージに入れようと外に出てみると、電灯の周りにハエのようなものがブンブンとうるさく飛んでいました。

1匹なら変には思わなったんでしょうが、何匹もいるのでおかしいな~と思ってよく見ると、ハエのようなものは、なんと!日本ミツバチではありませんか。

これはおかしい!と思い周りを探してみると、ありました!

なんだかわかりますか?

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これは、日本ミツバチが大量に集まってできた分封群です。

日本ミツバチは、4月~6月の新しい女王バチが誕生する頃になると、親の女王バチから第一王女、第二王女と順番にその時の半数の働きバチを連れて巣から旅立ちます。

これを”分封”と言います。

分封したハチたちは、次の巣が見つかるまでの間、分封群となって近くにとまります。

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時期的に遅いのと、ハチの数が少ないので、新しい女王バチの分封群ではないかと思います。

日本ミツバチの飼育をするには、この分封群を捕獲して新しい巣に入れないといけません。

とりあえず、家にあるもので分封群を捕まえました。

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次は新しい巣箱を用意しなければなりませんが、急には作れないので市販のそれっぽいものを用意しました。

そして、その中に捕まえた分封群を入れました。

入り口は、スズメバチが入らない大きさです。

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次の日に巣箱の様子をみると、ハチの姿がありません。

日本ミツバチは、巣箱が気に入らないとすぐに出ていってしまうんです。

思っていた通りの結果になりました。やはり、気に入るような巣箱をあらかじめ作っておかなければ成功はしないようです。

何年も前に日本ミツバチを飼いたいと思って本で勉強していましたが、住宅街にある我が家では分封群を捕獲する事は無理だと思って諦めていました。

来年の為に、もう一度本を読み直して日本ミツバチが気に入る環境の巣箱を作っておかなければならないですね。

それにしても、惜しい事をしました。

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岡山の桃事情

岡山はおとぎ話の「桃太郎」で有名です。

桃太郎伝説は古事記に書いてあるとかで、かなり昔からある神話のようです。

桃の産地なのでこの神話が創られたのか、この神話がもとで桃が作られ始めたのかは知りませんが、とにかく盛んに栽培されています。

先週のはじめから子犬の訓練に行った日以外は毎日、写真の桃をイノシシ捕獲のエサとしてワナを設置している場所に持って行っています。

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この桃は、べつに人間が食べれない訳ではないんですが、小ぶりであるとか熟れすぎているので商品として出荷ができないんです。

熟れすぎていると言うのは、収穫の時期が遅くて木で熟れてしまい日持ちがしないので、商品にはできないということです。

でも、この桃は売っている桃より糖度が高くて断然美味いんです。

なんだか、もったいない話ですよね。

甘くて美味しい桃は、イノシシのエサ、青くて硬く甘くない桃は高級果物として人間が食べる。

私はこの中から、美味しそうなのを選って食べていますが、もう買った桃は食べれないでしょう。

私がそうですから、イノシシもこの桃の虜になっています。

私とイノシシは同じなんですね。でも、私は柵で捕獲されませんが、イノシシは命がけでこの桃を食べています。

なんて私は幸せなのだろうかと、この美味しい桃を毎日食べていると、血液検査で「中性脂肪が高すぎます」と言われそうです。

やはり私も命がけでこの桃を食べていると言う事なんですね。

人間は糖度が低くまずい桃を食べないといけないのかな~?(笑)


あ!そうそう、今年から地元JAの方針が変わって、形より糖度重視になったようです。

形は少しくらい悪くても、糖度が12度あれば引き取ってくれるそうです。

皆さんのお近くの店頭にも、今年は美味しい岡山の桃が並ぶ事でしょう。

食べ過ぎには注意して、美味しく召し上がってくださいね。

↑JAからイノシシ用の桃を頂いているので、少しゴマすりを(爆)

猪の柵途中経過(1)

今朝6時前に桃農家の方から電話で、イノシシを獲る両扉のの片方だけが落ちているとの連絡がありました。

作りが悪くて扉が落ち難いのは知っていたのですが、テストした時には落ちたので、ま、良いかな?と思っていました。

現地に行ってから、柵の中の様子を見るとピーチ親イノシシが入っていたようです。

そして、柵は片方の扉は締まっていますが、もう一方の扉は支柱に引っかかって途中で止まっています。

一番獲れる可能性が高い場所だったので残念です。

そして、他の設置場所を確認に行くと、たぶんピーチカラスだと思うんですが、中が荒らされていなく扉が閉まっているのが1ヵ所、それに、ピーチタヌキが入って穴を掘って逃げた跡があるのが1ヵ所ありました。

結局、3ヵ所の柵が作動して獲れた獲物はゼロということです。

柵にエサを入れだして1週間、全ての柵に糸を張って作動する状態にして2日です。

なんだか、前途多難な予感がしますね。

ほんとに獲れるのかな~???



これは、ピーチタヌキが穴を掘って逃げた跡です。

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穴は2ヵ所開けていました。数頭入っていたのかな?


残りの時間は、昨日カラスの駆除依頼があったので、空気銃でのカラス撃ちです。

カラスは、あまり見かけませんでしたが、それでも2羽捕獲です。

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昨日と合わせて6羽捕獲となりました。

ピーチカラスも良いけどピーチイノシシが獲りたい!!!



子犬の訓練(14)

先週末には、昼から子犬の訓練に行きました。

前夜は豪雨でしたが、その日は天候が回復して地上の水分が蒸発しているので蒸し暑く、人も犬も大変でした。

こういう状態の日は、匂いが蒸気と共に上昇していくので、キジの匂いが直前まで取れ難いようです。

これが10ヵ月の子犬では、なおさら反応が悪いでしょう。

ですから、映像のような状態に何度も遭遇しました。

恥ずかしながら、ビックリしてビデオカメラがブレています。

慣れていると思っていても、突然目の前からフラッシュすると、こうなります(笑)

ピーチ猪

岡山県は、温暖な気候と少雨で桃の生産に適しているようで、各地で栽培が行われています。

私の地元でも多くの農家が桃の栽培をしています。

桃の品種は多種あるので、これから8月末くらいまで順次収穫されます。

桃が熟れ始めるこの時期になると、イノシシが山から下りて来て桃畑に居つき、熟れた桃から順番に食べてしまいます。

これは被害にあっていない桃です。

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これは被害にあって、枝を折られ桃を食べつくされた木です。

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その畑には、誰が犯人かを示す証拠が多く残っています。

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足跡から犯人はイノシシということが解り、農家からは駆除依頼が頻繁にきます。

昨年度から、犬を使って銃で撃つ「巻き狩り猟」が駆除では禁止され、イノシシの駆除はワナのみとなりました。

畑を渡り歩くイノシシは、足をくくるワナは獲り辛いので、柵(オリ)で獲る方法が主流です。

私が受け持つ地区でも、昨年度までは早くから柵を設置して駆除を実施していましたが、今年からは方針が変わり、柵の設置ができませんでした。

ですから、柵は草に埋もれた状態になったままです。

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もう直ぐ桃の収穫が最盛期を迎えるので、農家から何とかして欲しいとの切実な要望を聞き、懸案となっている事項の打開案を考えました。

考えついた案を、農家、役所、駆除班が話し合い全ての方が納得できる打開策が決まり、やっと駆除の実施が始まりました。

今年はまだ一度も使われていなかった柵を、草を狩り扉を開けてセットして使える状態にしました。

その数は全部で9基です。

私と若手の駆除員2人で、全ての作業を終わらせました。

まったく本業の仕事ができない1週間でしたね。

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イノシシをおびき寄せる為のエサは、今食べているエサが一番なので桃です。

私は今年一度も桃を食べていないと言うのに、イノシシにはたっぷりと与えます。

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茶色くなっているのは、前日入れて直ぐにタヌキが食べた桃です。

イノシシは警戒してなかなか食べないんですが、タヌキにはそう言うものが無いんでしょうかね?

今のままでは桃は全てタヌキのエサとなり、イノシシは獲れそうにありません。

タヌキ退治をしてから、イノシシ退治をするという順番になりそうです。

桃を食べたイノシシも美味しそうですが、桃を食べたタヌキも美味しそうなので、獲って食べようかな?(爆)

タヌキを挑戦したい方は、尾頭皮毛付き内臓無しで送りますよ(大爆)

はてさて、これからの展開が気になりますね。

イノシシは、本当に獲れるのでしょうか?

乞うご期待!

鳥獣害防止対策セミナー

「平成20年度鳥獣害防止対策セミナー」に行ってきました。

主に行政の役人達を対象にしたセミナーのようでした。

内容は、以下です。

(1)岡山県における農作物鳥獣害防止対策への取り組みについて

(2)農業者における狩猟免許の取得について

(3)農作物鳥獣害防止対策に対する市町村の取組事例について

(4)講演「今後のイノシシに対する被害対策の在り方について」

(5)捕獲柵、防護柵の設置上の留意点


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内容の中で最も参考になった項目は

(4)講演「今後のイノシシに対する被害対策の在り方について」でした。

講師は「農業研究センターの研究員」の方で、イノシシ、ニホンジカ、ニホンザルの生態や特徴などを、野生の個体や捕獲した固体で数々の実験をして解明し、対策方法をアドバイスしています。

興味深かった内容を一部列記すると

・道路法面の芝が、冬季のエサ不足で自然淘汰されるシカを救っている。

・樹木の伐採で奥山と里山の獣類が分離され里山に残った固体が被害を出す。

・イノシシの仔を獲っても、親が残っていると2度目の出産をする。

・米の品種が変わって、山ではエサ不足の時期である8月、9月にエサの確保ができるようになった。

・イノシシはニホンザルより知能が高い。

・獣類は明治時代の乱獲で減っただけで、それ以前は大量に生息していた。

・駆除員の駆除実績は、以前の倍にもなっているので負担が大きい。

非常に内容が濃くて、勉強になりましたね。


研究で判明した生態から対策マニュアルのようなものを岡山県が作成していました。

それが、これです。

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最後に、野外研修として捕獲柵と防護柵の展示と説明がありました。

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私は今年からワナ駆除の担当者として地区の半分を任されているので、補助金が下りる柵の作成を地元企業に依頼しています。

でも、何ヵ月経っても完成しません。その間、駆除依頼は多数来ています。

このままでは申し訳ないので、自腹で市販の柵を購入することを考えていました。

映像の柵は講師をされている研究員の方と、実際に駆除に従事している駆除員兼鉄工所経営の方が、イノシシの親を獲る柵として作成したものです。

数々の工夫があり、今まで見た柵とは少し違います。

このタイプは最新式で、塗装にも工夫があるそうです。

値段は、通常の1.4倍もします。でも、獲れないと意味が無いので、この展示用として用意している1基を無理を言って購入しました。

これで、これから始まる桃畑での被害にも対応できるので、ほっとしました。

獲れる獲れないは解りませんけどね。でも、講演を聴いた後なので、獲れそうな気がします。

1基だけですが、これを転用して何ヵ所にも使える方法を伝授してもらいました。


今回のセミナーは、私的には非常に有意義で為になったので、参加して良かったと感じました。

今後ともこのようなセミナーに農家、駆除員、役人が参加して、効率的な対策方法を知れば鳥獣被害は激減すると思います。


子犬の訓練(13)

先週末の訓練風景です。

朝から雨模様でしたが、カッパを着て始めました。

先日、泊まりで遊びに行った時に囲まれた広~い場所で放していたので、足のあるテンちゃんはかなり暴走気味になっていました。

レンジが広い犬は、油断すると暴走犬となり主人を無視して勝手に猟をしてしまう危険性を持っています。

前回までは、指示しなくても適当なレンジで捜索していましたが、やはり、今回は暴走気味で直走しだしました。

ブッシュを左右に狩るのではなく、真っ直ぐに走ってしまうのです。

そうなると、アッと言う間に遠くまで離れて、主人の指示に乗らなくなります。

厄介な事になったな~と思いながら、早めの指示と濃いブッシュの場所を探して捜索させます。

昼過ぎまでは良くない状態が続きましたが、夕方頃になると暴走する様子があまり見られなくなりました。

でも、主人を意識する気持ちが以前より悪くなったままなので、捜索パターンが悪いです。

キジの側臭をたどって進んでいても、匂いが少し途切れると、大きなレンジでつながる側臭を探しています。

動画からは、それが読み取れると思います。





どうも、テンちゃんが認識しているキジの側臭は、羽と体臭だけのような気がします。

なので、周りに草が少ない場所では、匂いが途切れるのではないかと思います。

キジの匂いには敏感に反応していますが、側臭をたどってキジまでたどり着く道のりと、認識している側臭に問題がありますね。

それと、ビデオを撮る人(私)にも問題があって、もっと良い場面もあったのですが、写りが悪くて投稿できませんでした。

子犬も主人も問題の多い週末でした(涙)


あっ!そうそう、良い事もありました。

孵化後_1

訓練中に見つけたキジの卵は、無事に孵っていました。

他の場所も確認しましたが、卵は跡形もなくなっていました。

無事に雛になったようです。

よかった~。


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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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