狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

防護資材

ハサミは、どこのお宅にも必ず一丁や二丁は常備していますよね。

用途によりいろんな型がありますが、私が主に使っているのは、野菜の収穫や剪定に使うステンレスのものです。

なかには硬い鉄板を切ったりするハサミもありますが、それは特殊な専門工具のような扱いですかね。

一般的には、紙や糸を切ったりするこういう形のものがよく使われているのではないでしょうか。

DSCN1538.jpg

このハサミは刃物の専門店で買ったので、少し高価ですが良く切れて重宝しています。

なぜこんな所にあるのかというと、イノシシが捕獲檻に入り込んで桃のエサを食べだしたので、扉が落ちるように仕掛けをセットするときに使い、ここに落として帰ってしまったんです。

DSCN1539.jpg

それが2日前のこと。

セットした翌日には獲れるはずだったのに、急に捕獲檻の中に入って桃を食べなくなりました。

人間だと肉眼で見ても判らないほどの、細く黒い糸を1本張っただけなのに・・・

2日目も、やはり食べない。

遠くから見守っていましたが、近くで様子を見てみようと捕獲檻に近づいた時に、ハサミを落としていたことに気づきました。

そして、イノシシがエサを食べに入らない理由がやっとわかりました。

犯人は、ハサミだったということです。

見慣れないものが突如出現したり、少しでも前日からは様子が違ったりすると、イノシシは警戒して近づかないんですね。

この様子から、「イノシシはハサミが嫌いだから近づかない」と考える人がいますかね?

これ、ハサミじゃなくてもオタマでも泡だて器でも同じ結果になっていると思いますけど。

こういう勘違いからイノシシ除けの防護資材が作られて販売されているのではないでしょうかね?

どの資材も、一時的には効果はありますが継続性がありませんから。

有害鳥獣駆除のセミナーに参加したときに、研究者の方が、効果があるイノシシ除けの資材はありません、とハッキリと言っていたのを思い出しました。



な~んていうようなことを考えさせられましたが、今は警戒心を持ったイノシシをまたこの檻の中に入らせないといけないというのが問題です。

とりあえず、また一から始めますかね。

DSCN1540.jpg

60kgくらいな産まずのメスが入りますように・・・(笑)



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コメント

イノシシ除け

う~ん、こういった話は本当におもしろいなぁ♪
知恵比べお疲れ様です。

カラス除けみたいに獲ったイノシシの皮を吊るしていたらどうでしょうか(笑)?

ホッホ~ゥ!!

あれは「ハサミ」と呼ぶモノだったのネ、
キラッとするし鋭い金属臭がするし・・
ヤレヤレこれでまた桃が食えるワイ♫
で、なんか糸に触った気がするんすけど・・・。
気のせいスか???
by 産めずのおっさん65㌔超級

じゃんさん

そういえば、イノシシ除けの防護柵を設置する前は、人間の髪の毛とかイノシシの皮とかを畑に吊るしていましたね。その頃は、イノシシの被害が少なかったし、私もイノシシにあまり興味が無かったのでなんとも思いませんでしたが、もしかすると効果があるかもわかりませんね。
じゃんさんがやって効果があったら私もやりましょう(笑)

小師匠さん

野生のイノシシがハサミを見ることは無いでしょうからメチャ警戒したでしょうねぇ(笑)
あれからまったく近寄りません。

刃物!

これで切り刻まれると思ったんですよ!
そうに違いありません!

なるほど・・・

最近イノシシが歩き回っていて、駆除許可をとって檻を掛けました。
全然入る気配がありません・・・・(;_:)
クマは結構簡単ですが、イノシシは難しいのですね~
いろいろ考えてやってみようと思いますが、暑すぎて草いきれの中での作業は失神しそうになっちゃいます。檻の中で作業中、ガシャンと閉まって出られない~~~なんてなったら熱射病で死んじゃいますね。
カワガニ先生はやっぱりイノシシプロですね!!

えーちゃん

なるほど!私が止めを刺している場面をコッソリと木陰から見ていてたのかもわかりませんね。
実はこのハサミが止め刺し用だったということは内緒ですよ(笑)

kuma仙人さん

クマが簡単というのにはビックリです。そうなんだ!

この時期は毎年の事ですがほぼ皆勤で出動していて、熱中症とマムシ、ハチ、蚊でメチャしんどいです。
こんなことはやったものでないとわかりませんよね。

イノシシの檻は設置する場所が重要だと思いますよ。時期によりエサが違うので使う獣道は変化しますが、いいのはエサが変わってもよく通る場所です。

私も誤作動で扉が落ちないように神経を使っています。檻の中に入る時には必ずつっかえ棒をすることをお勧めします。閉じ込められるのも怖いですが頭に落ちてくるのはもっと怖いですからね。

1頭獲れればあとは芋づる式ですわ(笑)頑張ってください。

質問させて頂きます

川ガニ先生、質問です。

イノシシ檻なんですが、設置して10日程。
米ぬかを仕込んであるんですが、檻の口まで食べていて、あと少しで入りそうです。
米ぬを足すと警戒して入らなくなっちゃうんでしょうか?

それから、福島のモモの産地から、モモを貰って入れておいたんですが、イノシシは入らないで、ハクビシンが全部食べちゃいました(笑)
当地はブドウ産地なのですが、これから先、ブドウ食べたりするんでしょうか?

イノシシは、殆ど無知なワタクシですが、どうぞご教授ください。

kuma仙人さん

先生ですか?子供の頃はほぼ毎日学校の先生に叱られて立たされるか椅子に正座をさせられていました。あまり良い印象がないですけど(笑)

今までに米ぬを足して入らなくなったことはありませんからどんどん入れたらいいと思います。多い時には継ぎ足しで檻の中には30kg以上も入れます。

エサの種類はその土地で食べているものが良いと思いますよ。今まで被害の無かった果物で餌付けするとその果物に被害を及ぼすようになりますから注意が必要です。

こちらでブドウの実の被害はタヌキとカラス、スズメくらいでイノシシが食べたという報告はありません。ただ、掘り返して根を傷めたりする被害はでるのではないでしょうか?

10日でそこまでになったら、もう焼肉ができるように火をおこしても良いんじゃないでしょうか(笑)

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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