狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

外来種についての持論

朝一番で役所から電話が入り「”ヌートリアを獲ったので処分して欲しい”と住民の方から依頼があったのでどうしましょうか?」とのこと。

「許可なく獲ることは違法なので、それを処分する権限は私にはありません。そちらで考えて指示してください。」と返事をして電話を切ると。

ほどなく電話が鳴り「処分をお願いします。」とのこと。

役場の担当者と現地へ行くと、ダイコンとホウレンソウが被害を受けていました。

DSCN2429.jpg

そして、案内された場所にはヌートリアが・・・

DSCN2430.jpg

なんと、箱罠で獲っていると聞いていたのに違法なトラバサミ、それも緩衝材が付いていない。

依頼者のおばさんには、「気持ちはわかるけど、獲ることも違法なら道具も違法だ」と言うことを教え、今後はこのようなことが無いようにと話し、「依頼があれば許可を持っているものが罠の設置に来ますから」と言うと、「そんなこと言うても私は獲るで」と開き直ります。

「それならこの場で取り締まってもええんかな?」と言うと無言になりましたが、またやるでしょうねぇ。

困ったものです。

現在では違法となったトラバサミで獲ることは論外と言わざるをえませんが、ヌートリアは外来種なので国としては絶滅させたい種ですから獲ることを規制する必要がどこにあるのでしょうか?

そう、私の考えでは、困ったというのは法律の方なんです。

なぜ規制しているのかというと、法律が狩猟鳥獣に指定されると許可なく捕れないような仕組みになっているからです。

狩猟鳥獣に指定しておけば、ハンターは何でもいいから撃ちたい人種なので撃ち殺して数が減るだろ、なんて考えなんでしょうが、そんな奴はおらん!

とっとと外来種は狩猟鳥獣から除外して誰でも獲れるようにしなさいよ!

ただし、現行の法律では銃が使えなくなるでしょうけど。

それは、お得意である、解釈をこねくり回して正当化すればいいだけではありますけどね。


外来生物の調査発表会では、「これだけ増えたヌートリアを絶滅させることは無理です。共存の道を探しましょう。」なんてことを言っていました。

おいおい!過去に人間の欲の為にどれだけ多くの種を絶滅させて来ているんだよ、現代人の異常な金欲を
刺激すればヌートリアなんてちょろいもんだろう。

隣の市では、報奨金を1頭当たり5千円以上も付けているので、ほぼ壊滅状態。

しかし、減っても隣接市から移住するので絶滅までには至らない。

国を上げて行わないと意味がないということだ。

たとえば、1頭1万円の報奨金で1万頭捕獲すれば1億円、10万頭で10億円、国の予算からすれば微々たるもの。

一気に激減させれば、増える数より捕獲する数の方が上回りいずれは絶滅ということになるだろう。

現行のように、ちびちびと減らしていると永遠に捕獲を続けることになり、本来は罪が無いヌートリアを駆除し続けなければならなくなる。

こんな事を書いても、経済成長にしか目を向けない多くの日本人には理解できないし、興味も湧かないネタなんでしょうな~


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コメント

殲滅作戦!

>困ったものです。

なぬッ‥‥!?
思わず口走りました。(笑)

当地でも鹿、サル、タヌキ、キジの食害は甚大です。(イノシシはいません)
年中、捕獲指示書が出ていますが成績はふるいません。
行政は電気柵、防獣ネットなどには多額の補助金を支出していますが、
駆除対策費はそのン十分の1もありません。

害獣の食害の被害は深刻です。
ほとんどの集落で自家用の農作物の栽培をあきらめています。
軒先まで侵入し、鹿やサルのために植え付ける人はいないからです。
換金作物でさえ防除のために多大な費用と労力を必要とします。

人々が畑に出かけなければ老人は家に篭るだけ‥‥‥‥
農村で作物を栽培しない!、作れない!、状況は思っている以上に
地域の活性を損なっています。

少なくとも里や、里付近から害獣は「殲滅」させねば荒廃は加速するばかり。
殲滅作戦は “多くの種を絶滅させた” 方法をとる以外にないようです。(笑)

共存‥!? 共生‥!?
寝言は寝てから言うものだ!、と、いうことを教えてやってください。(笑)

そうです!!川ガニさんの言う通り!!
おかしなバカな法律があります!!法律が間違ってる!!
現状、現場を知らん人間がつくるからそういう事になる!!
アホでも分かる事を法律は分かっておらん!!

まったく、この法整備にはあきれてしまいますね。
動物被害の実態も、数字上で理解した気になってるだけで、現状と被害者の心境を分かっていません。
こう言った関係の全国のネットワークを構築して、まとまっていかなきゃいかん時が来たんだと思うところです。

川ガニさんこんにちは。
外来生物法では特定外来生物の捕獲等については、鳥獣保護法の規定は、適用しない。となっていたと思いますが、結局許可が出て捕獲出来るようになるまでの手続きがあるから、面倒なんですよね。自治体が防除計画みたいなものを作らないといけなかったり。ネズミやモグラと同じ扱いがベストと思います。
だって、不謹慎かもしれませんが、おばさんの「そんなこと言うても私は獲るで」って言葉には、ものすごく共感できるんですよ。

「狩猟鳥獣に指定するから…」なるほどー、と納得。でも、ワタクシも狩猟をやるようにならなければ「なんのことやら」と興味すらもたなかったかもしれません。
生物多様化を謳う一方で、TPP参加。。。里山がどうなるか考えも及ばないのでしょうね。。。
などと思いながら、何かできないかなーとも考えています。 
目、もう大丈夫なんですか?さすが超人!

「多様性維持」のために特定外来種に指定したのはその先に外来種の排除も
含むはずなんですが、法の規制により捕獲に制限がかかる状況って確かに変ですよね
当地でもヌートリアに限り市の指定する講習受ければ、猟期も関係なく狩猟免許
なくとも罠で捕獲することが可能になってますが、本気で駆除しようとするならば
許可だけではなく何かインセンティブつければ効果が高いと思います
財政的に厳しいのかもしれませんが。

どう見てもネズミですからね〜(^_^;)
モグラ、ネズミ類に組み入れるべきですね。
それとこういった小動物には、
小口径ライフルが有効なんでしょうがねぇ。

埼玉県庁の環境課に食用捕獲としての「ウシガエル」の捕獲許可をくださいと掛け合ったら、ケンもほろろに出せませんと言われた経験があります。役人てバカですね。

自然薯さん

国もやっと重い腰を上げ予算を計上したようですが、まだまだ本気にはなっていないです。
市町村レベルになると、有能な職員が居るか居ないかで明暗がハッキリと別れているように思いますし。
農耕をしていれば老人も元気で長生きし、食糧自給率上昇や医療費の低下で国の利益にも繋がるのにね。

kuma仙人さん

私たちが、こんなことも知らないの?と思うようなことも知らない者たちが法律をつくるのですから実情に沿っていないのも当たり前です。
是非!議員に立候補して直接法整備を行う側から事を興してください。
全国のネットワークというのもありですね。多くの人が賛同すれば国も動くでしょう。
大風呂敷を広げますか(笑)

山奥の人さん

とりあえず、防除計画を作り環境省に確認申請をするようわが市の優秀な環境課の方々が動き始めました。
ただ肝心な農林水産課は逃げの一手、苦情の処理でやる気がないようです。
私もネズミやモグラと同じ扱いをするのが良いと思いますが、あれって衛生面からなんですね。そうなると食べるなんてもっての外ってことになってレストランでは提供できないことになるかも?

ニライパパさん

関わりの無い一般の方には理解できない話題なんですよね。なのでニライパパのように行動力のある方が議員になり法整備に携わってもらいたいわけです。日本の将来はニライパパに任せました!(笑)

ご心配をおかけしましたが、目は徐々に快方に向かうのではないかと思われます。まだまだ目の中に色んな虫やオーロラやらがうごめいていますけど。

busby6898さん

そちらの市では、環境省に確認作業を行ったのですね。さすがやる気のある県ですね。燃えない岡山県人はダメですわ。
とりあえず農家の方が自己防衛をやれる体制にして、それから絶滅させるべく思い切った対策をとってもらいたいと思っています。

坪ちゃんさん

こう見えてもこれって美味しいですよ(笑)
頭は少し硬いですが、プレチャージの空気銃であれば十分に効きます。結構日中でもウロウロしていますからね。

B級しぇふさま

捕獲は勝手にやっても良いけど移動させて放したら駄目よ、ということなんでしょうね。
そういえばこちらではウシガエルが少なくなりました。もしかして、草食と思われているヌーちゃんが食べたってこともありかな?以前、撃ち落とした鴨をヌーちゃんに齧られたと言っていたハンターがいましたから。

駆除で、、

某原発銀座地帯の県で有害鳥獣駆除に従事していますが、、

去年、市は駆除に本気になったらしく、猪1頭1.5万円(捕獲から埋設までして)獲れるだけ取ってくれという事で、もう本業そっちのけで、獲って獲って獲りまくりました(捕獲数の上限いっぱいまで)前年度比2倍以上です。
すると、市の担当者は困ったような顔をしています
「予算が足り無い、、」

今現在も1.5万×駆除数は支払われていません、、

ヒロポンさん

はじめましてでしょうか?コメントありがとうございます。
猟師がヤル気を出したらこれくらいはちょろいものだという見本ですね。
本気を出させるような仕組みにすればイノシシでもシカでも激減すると思いますけど、行政側はそれが解っていないんですよね。

滞納の報奨金は来年度の予算から出るのではないでしょうか。「すみません!来年の4月まで待ってください」なんて言ってくるかもです。

一応何度かレスさせて頂いております

4月の予算で頂けるそうですが、、
予算が無いのなら、捕獲上限数(予算)=捕獲数(上限数)×1.5万円にするのが正しいやり方だと思うのですが。

ちなみに今年は雪が少なく駆除の効果があった為か、猟果は散々な結果になりました。

ヒロポンさん

コメントを頂いていたように思ったので過去のコメントを検索しましたが名前がでなかったんです。失礼しました。
役人はハンターの底力をわかっていませんね。前年の1.5倍くらいの予想だったのでしょうか。
駆除の成果が上がれば猟期には不猟ですから、ハンター仲間から苦情を言われるし、自分も猟果が少なくなりますから悩ましいことです。農家からは絶滅させるくらい獲って欲しいと言われるし板ばさみで嫌になっちゃいますね。

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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