狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

伐採木の配布

数年前から国土交通省の河川局では、流下阻害という理由で河川敷の雑木を伐採しています。

DSCN2583.jpg

流下阻害って、何の流下を阻害しているのでしょうかね。

普通に考えれば、河川の増水時に水の流れを阻害するからのように思えますが、洪水が堤防を越える原因になっている高さが3mもあるような堰なんかは何の対策もせずにほったらかし。

もしかすると、河川が増水したときに木に引っ掛ったゴミがいつまでも残っているので、景観上見苦しいとかなんとかいうクレームがあったので、伐採しているのではないかとも考えられます。

要するに、ゴミの流下阻害になっているという理由ではないかと?・・・おそらくそうでしょう。

この伐採と除根により、どれだけ多くの貴重な動植物が居場所を追いやられたり死滅したことでしょうか。

この場所は銃猟禁止区域なので、国鳥である多くの雉も生息していました。環境の悪い場所に追いやられ繁殖もできず天敵に捕食されたりしてしまうでしょう。

生物多様性とか河川環境の保全とか、実際は絵に描いた餅ですね。


という行政批判が目的の記事ではなく、日曜日には、この事業で切り倒された木を配布するというのでもらいに行ってきたという主内容です。

朝の9時から15時まで配布するということだったので、早めの8時40分くらいに現地に到着すると、すでに50台ほどの車列ができていました。

DSCN2577.jpg


時間待ちの間に、係の人がこれを持ってきました。

DSCN2578.jpg

ふむふむ、20本くらいまで積めるってことね。

駐車スペースが40くらいのようで、積んで帰ったら次の車が入れるというシステムになっていました。

しばらく待って、配布場に着くとこんな感じです。

DSCN2580.jpg

綺麗に並べているので手間が大変だったでしょうね。それに警備員も多く居ましたから、無料配布なのに結構なお金を使っているでしょう。

皆さんお目当ての木があるようで、歩き回って探している方もいます。

私はというと、ヒラタケ栽培用にヤナギを数本と、後は目の前に積まれている木を無造作に積んで持ち帰ります。

積んだのは、ケヤキが多かったようですけど。

DSCN2581.jpg

帰り際に、顔見知りの国土交通省の方と雑談をしていると、もう一度取りに来ても構いませんよ、とのことでした。

そういえば、1回だけとは書いていませんでしたね。

ということで、近くの借りている畑に荷を下ろして、次は、エノキだけを選ってお持ち帰り。

DSCN2595.jpg

ヤナギより長く茸がでるようです。

例によって、今回も少しお持ち帰りの量が多すぎますかね。

茸が生え出したら食べきれないな(笑)


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コメント

いつも興味深い内容で、たのしまさせて頂いています。

流木が橋げた、橋脚にひかかって増水や橋の損傷を引き起こす事もあるので伐採したのかも知れません。平成23年の台風12号で問題なりました。

むむぅ・・

えらくサッパリしてますな〜。
キジには居場所が有りませんな。
頭のてっぺんからつま先まで・・と一貫性のある公共事業なんでしょうかね?
私の周りではソコだけ、コノ部分だけ!と言う場当たり的な工事しか見あたりません。。

ま、ナラタケ・ヒラタケ・シイタケ・・食べきれなかったら連絡下さい(笑)

無料配布

数年前に近くの川でも伐採木を配布していました。
風呂焚き用に取りに行ったのですが、こんなにきれいに切っているわけでもなく、こんなにいい木でもありませんでした。なんだかうらやましいです。
しかし、キノコいいですね。私もいつかチャレンジしようと思いつつ、未だ成らずです。

眠狂四朗さん

はじめまして、コメントをありがとうございます。
なるほど、流木が橋脚にですか。それはありえますね。ただ、高梁川下流域に限っていえば橋げたは洪水時の最高水位より高い位置にあるのと橋脚が流れを阻害しない形状のコンクリート製なのでそこまでのことは予測していないようにも思います。ただ全国的に行われているようなので、一律同じ考えかもわかりませんね。

小師匠さん

今まで国土交通省の河川局は、工事に際して環境面への配慮が足らなかったと思います。これからは少しづつこういう話も聞いてもらい各方面からの承諾を得てから工事内容を決定するように要請していこうと思います。

ほんとうにヒラタケが生えだしたら食べきれないかも?その時には毒見を宜しく。笑)

オイノコさん

市販の駒を打付けるやり方はドリルの先を買うだけで凄く簡単にできますよ。是非試して中毒の心配が無い茸を食べてください。
今回の配布では大量に木が残ったようです。次もやるような話をしていましたから是非取り来てください。ただ、高速代金を考えたら買った方が安いかも(笑)

ご無沙汰しています 川ガニさんの記事を見て13日に問い合わせたところ、自由に持って帰ってくださいとの事でしたのでヒラタケと焚き火用にもらって帰りました。大物ばかりでしたがまだまだ残っていました。

えのきがまさん

ほーそうですか!それならはじめっから自由に持ち帰るようにすれば良かったんじゃないですかね。次回からはそうするようにお願いしてみます。
私ももう一度もらいに行こうかな?(笑)

家のほうでも大胆にやってました。小学校の前は丸裸です。昨年、それより上流側は災害復旧の仮設道建設で抜開されましたし、下流側はご存知のとおり、個人的には今年の洪水で河原が洗われれば、ちょっとづつええ感じに戻るかなあと思っています。
ただし、現況ではちょっと単純な流れすぎますが。

確かに現在成立している環境から見ると伐採は、破壊行為かもしれません。
ただし、本来(というか、かつて人がより強く関わっていた頃)は、氾濫が、今より多かったり、薪として使われていたため、河原にあんなに樹木が繁茂することは無かったはず。な、わけで、ある意味自然再生だったりします。
本件については、以前も信州あたりで議論になったはずですわ。野鳥関係の団体が反対した(ただし真偽不明)と言う話もあったようですが生態学の先生方は、前述のような理由もあり計画的に管理しながら実施するならO.Kと言われてたと思います。
そうそう、岡山って、雉が県の鳥なのに狩猟用に放鳥してるんですよねえ。
不思議な県だ。

さみやさん

実は、漁協の役員も伐採が大歓迎という方は多いです。昔は、木など生えていなくて良い川だったとい言われますから。そのもっと昔がどうだったかはわかりませんけどね。
漁協の立場から言えば、もっと根本的なことを解決しないと伐採なんて何の意味も無い事じゃないの?
狩猟者の立場で、生物多様性という観点からいえば、河川敷は唯一残された楽園になりうる場所なので一年365日有効に使っている動植物に全て与えて欲しい。犬の訓練で中国地方から北は新潟県辺りまで河川敷を歩きましたが、人が河川敷を利用していない場所では多くの鳥類が生息しています。それがグラウンドなどになってしまうとそこだけでなく広範囲に居なくなるのを経験しています。

放鳥ですが、あれは狩猟用に放鳥しているのではなく、四足の餌にする目的での放鳥ですから(笑)
放鳥に立ち会えば解りますが、自然界で生き残れるようなものをほとんど放鳥していませんから。今年度は特にキジの質が悪かったのですべて数日の内に四足のお腹の中でしょう。
目的税である狩猟税の使い道が無いので無駄な放鳥を続けているのでしょうが、それなら放鳥を止めて狩猟税を安くして環境省の願いである狩猟者の増加に繋げるべきではないでしょうかね。そうなればさみやさんが来猟期からは狩猟者になることが確実では?(笑)

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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