狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

防護柵設置

日曜日は、私が駆除を担当している地区で大掛かりなイノシシ用の防護柵の設置作業を行いました。

かなり広範囲なので、関係する人が20人以上いたようです。

私が借りている畑もその中にあるので、設置作業の作業員の一人として参加しました。

16名ほどが3班に分かれて作業にあたります。

資材費用の1/2は役所からの補助金で賄われますが、設置作業は無報酬です。

DCIM0239.jpg

役所の補助金をもらう要件の一つは、現在防護柵を設置していないことが条件ですから、以前にトタンなどの防護柵を設置している場所には今回設置ができません。

ですから、写真のようにトタンをしている場所までとなります。

DCIM0240.jpg

しかし、イノシシはトタンを簡単に越えたり潜ったりしますから、せっかく効果が期待できるワイヤーメッシュの防護柵を設置しても防護効果は少ないように感じます。

それならば、なぜ最初にトタンを設置したかというと、何も知らない者がトタンで十分効果があると吹聴したからです。

トタンは触ると音がするので怖がって寄り付かない、というようなもっともらしい嘘を言ったようです。

こういうこともあって、国では構造変更も対象とする補助金を補正予算でつけましたが、市の担当部局が動かず国の補助金を活用することが未だにできていません。

市に一人でも本気で取組んでくれる人がいれば、もっともっと鳥獣害を減らせることは可能でしょうが、なかなか良い人材は居ないようですね。


あと、こういう段差が2mもあるような場所も設置していませんが、この場所は大きなイノシシなら降りることも上がることもできそうです。

DCIM0241.jpg

そういったアドバイスも代表者にはしておきましたが、とりあえず様子を見てから今後の対策を考えるという方向になりそうです。

DCIM0242.jpg

本日は、参加した皆さんの頑張りで、思っていた以上に早く設置作業が完了しました。

みなさんご苦労様でした!


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コメント

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私どもが一人一人で出来ないことを行ってもらう約束で会社で言う総務部のような役目を組織的に作ったはずです。 現場確認するぐらいの前向きがあってもいいのでは。 慣例でないと言うけど、無いからお願いするのですよ。 多様性でスピードの速い世の中についていけない人は別な仕事をお願いしますと。困ったものだ。

昨日のニュースで8頭同時捕獲が流されてましたが、やはり捕獲しか根本対策はないのでしょうか。私の近所の電気柵も学習されてると言ってましたし。全国で60万頭、鹿が200万頭、岡山県人が200万、人間は年々減ってますが、シシとシカは10%づつ増加らしいですね。
山間自冶体の喫緊課題だと思うのですが。

kentさん

役所の人は規則の中でしか動けない場合が多いので多くを期待してもそれは無駄ですが、それでも規則の中で最大限の働きをすることはできますからね。まあそれは、どこの世界でも同じことでやる意欲の問題ですかね。

con1951さん

過去100年以上もの間、獣害が少ない環境だったので野生獣との付き合い方を知らず駆除して減らすしかないと思っていますが、実は共存できる方法、というか人間が我慢できる限界を上げることができれば良いのかもわかりません。自己中心的な考えが横行している現代人にそれを望んでも無理でしょうけどね。

まだその畑で餌をあさったことの無いイノシシにならトタンは有効と聞きました。
用心深いイノシシは向こう側に何があるのかわからない状態で飛び込む危険は冒さないのだそうです。ただし、隙間がある場合は向こう側が見えるのでそこから侵入してくるそうです。
研究者から聞いた話ですが、川ガニさんの経験ではどうですか?

イノシシも厄介な生き物ですが、役人もかなり厄介な生き物ですね。

役人さんはもうちょい自分の身に置き換えて動いてほしいですね。

それとみんなに判るような日本語の説明をして欲しいですね。
公私問わずににね!

オイノコさん

たとえばサツマイモを食べている畑にトタンをしても効果は薄いですね。そういうケースだとワイヤーメッシュの柵でも丈夫にしていないと押し倒します。それがあまり好みでない作物とか単に虫類や堆肥などを食べている場合にはトタンでも有効の場合があります。
また、だれも防御をしていない場合には、トタンをすれば別な畑で食べるので有効ですが、みんながトタンで防御したら食べやすい畑のトタンは効果が無くなります。結局、いけにえの畑がありそこでイノシシが空腹を満たせれば他の畑はトタンでも入って来ませんね。私の経験からの回答はこれです。

しぇふさま

市町村の役人が不甲斐ないので、県の役人が頭に来て講習会を開催して指導するそうです。鳥獣被害が他人事と思っている役人も多いですからね。

えーちゃん

> それとみんなに判るような日本語の説明をして欲しいですね。
わかるな~その気持ち。誤魔化すのが上手いですからね(笑)

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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