狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

アユの産卵が最盛期

昨夜から雨が降り出し、今日は一日雨の予報。

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アユは、この時期に雨が降り河川水位が上昇すると産卵行動に入ります。

10月に入りアユ獲りをしていると、獲れるアユの状態が降雨前と後では大きく違い産卵時期の特定ができます。

その違いとは、オスの体色とメスのお腹の大きさで、産卵行動に入るとオスの体色は黒色になり痩せてしまい、メスは大きくなっていたお腹が細くなり押さえると容易に卵が出てきます。

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今年のアユの状態を追っていくと、どうも台風19号による雨で河川が増水し産卵行動に入ったアユが大量に居たことで10月17日、18日辺りが産卵の最盛期だったようです。

そして今日の降雨量が多くて河川が増水すれば、また産卵行動に入るでしょう。そして今年のアユの産卵はほぼ終わりになりそうです。

卵は、約2週間後に孵化して海に流下し約半年ほど海で生活して春4月頃から遡上を始めます。

来年の遡上数を左右する最も重要なことは、いかに多くの稚魚が卵黄をかかえたまま海までたどり着けるかということです。

卵黄を消費するまでに海にたどり着き、豊富な海のプランクトンを食べなければ稚アユは川で餓死してしまいますから。

河口堰などがある河川では、その堰の施設から取水するので、河川の流下水量が少ないと水が堰を越せないので、川の流れはほぼゼロになり稚アユは海に下れず全滅。

人工構造物は、目に見えないところでこのような大量虐殺を行い、生物多様性を大きく阻害しています。

これはアユだけではなくエビ類でも同様なことが起こっているとか。

今後の河川水量から目が離せませんな。


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コメント

もっと効率的な魚道の設計って出来ないものなのですかね?

しぇふさま

魚道というのは魚が遡上(川を上る)しやすくするためのもので、降下(川を下る)には何の役目もありません。
河川を横断する構造物があると、そこで流れが緩くなり取水量が多いと堰を水が越えないので泳げない生まれたばかりの稚鮎が海に流下できず死んでしまうということなんです。
流れを阻害しないで取水する方法に変更すれば良いだけなんですが、水を取る側からしたらお金をかけても自分たちには何のメリットもないと思っているのでしょう。

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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