狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

過疎地の魅力

前回の猟況報告から。(携帯電話で撮ったので画質が悪いです)

今年度はヤマドリの出会いが多い年となり、全国のヤマドリハンターは久々に歓喜の声を上げていることでしょう。

私は、ここ数年ヤマドリ猟に出猟していないので、こういう好機を逃すまいと以前には一日に数十羽の出会いが会った猟場に出猟しました。

一時間ほど渓谷を登ってたどり着いたのが落差10mほどの滝。

DCIM0312.jpg

ヤマドリは滝が好きなようで、こういう場所には必ずと言っていいほど居ついています。

今回も狙い通り、画像の左上端あたりに居たのを愛犬テンが下からポイント!

滝の上部に飛ばれると下からは見え難いので、滝の横を上がろうとしたけど積雪量が多くその上気温が高いので一歩踏み上がっても元の位置までずり落ち時間がかかりそう。

仕方ないので、ヤマドリが下に飛ぶことを願って滝の下部で待機。

ほどなく羽音とともにヤマドリのオスが上流に向かって飛び立ちました。

やっぱりね。相手も命がけですからこっちの思ったようには飛びません。

共猟者が居れば一人は滝の上、一人は下で待つんですけど、あいにく今回は単独猟でしたからね。

仕方なく登ってきた渓谷を下がります。

DCIM0318.jpg

同じ所を歩いてもヤマドリには出会えませんから、途中、尾根を越え隣の渓谷を下ります。

そこで、テンが着臭、ポイント。それからゆっくりと忍んで小谷を上がって行きます。

雪で隠れる場所が無いので、ヤマドリが這って(歩いて)逃げていると判断し、斜面を上がり見通しの良い場所で上がってくるテンを見ていると、その前方を歩いているヤマドリのオスを発見!私に気づき飛び上がった瞬間に発砲!ドッガーン!

運よく命中し、テンが運搬してきました。

DCIM0314.jpg

その後は出会いなく車まで下山。1ラウンド2時間オーバーでした。

当初の目論みは、1ラウンド1時間半ほどでヤマドリとの出会い数が最低でも5、6羽多ければ10羽以上だったんですけど。

積雪量が多くなり根雪になると、ヤマドリの着き場は標高が低い位置に限定されるので、歩くのは大変ですが短時間で群鳥に出会えるというのがこの場所の良いとこだっんですけどね。

今年はヤマドリの当たり年ですから、この場所でも沢山の出会いがあると思っていましたが、各谷にはこれ↓が造られ環境が激変したようです。

DCIM0319.jpg

ここには昔々に造られた盛土の砂防ダムがありました。何十年前に造られたのかは知りませんが、環境に対する影響がなかったのでしょう、その場所では毎年、ヤマドリの群鳥に出会えました。

以前のままでも、まだまだ土砂が溜まるスペースもあり、というか土砂は溜まっていなかったけど・・・下流に人家もなく、十分機能を発揮していたと思います。

こういう過疎の地区というのは国からの予算を得やすいようで、人家もなく車も通らないし一年の内半年は雪で閉鎖されるようなバイパス道路をそこかしこに造っています。

それが一段落したのか、次は必要性の検証がなされていないのではないかという条件の場所に多くの砂防ダムが造られています。

ダム造成には、大型車両の進入が必要ですから山を削り道路も造りますし、ダム本体の築造や流路を大きくするために斜面を削ります。

切土した斜面は凍結融解を繰り返し、土がほぐれ崩れやすくなりやがては大規模な土砂崩れとなります。流路部には砕石を詰めた布団籠を積んで土砂の崩壊を防いでいますが、これとて経年変化で鉄部が腐食し砕石の間から木が生長すればこの急傾斜を支えることが出来なくなり崩壊するかもわかりません。

その時に必要なのが砂防ダム、結局のところ、ダム造成による土砂崩れ対策のために砂防ダムを造るというシナリオですかね。

国がお金をばら撒き自然破壊を推進することが地域振興に繋がるんですかね?

豊かな環境を保全すれば、私のようにそれ目当てで当地を訪れる人が増え、ここが気に入れば定住ということにもなり地域活性化になると思うのですが。

この辺りの渓谷は、ヤマメ、イワナの好釣り場としても隠れた名所だったんですけど、これで魅力も少なくなくなりました。

唯一の財産を破壊して将来があるんですかね。
 

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コメント

難しい問題ですね。基本的に人間の力でコントロールできる部分は思ってるより小さいんだろうけど、コントロールせずに住むにはリスクが高いってジレンマはあるでしょうし、
選択と集中を適宜にやるにはリサーチにコストがかかるけど、コストをかけるには受益者が少ないってのが中山間地の悩みでもあるだろうし。

busby6898さん

新たに発覚した危険箇所なら話は違いますが、この事例は以前から対策を行っていてそれが不十分だからということもなく、というのがここ何十年もの間で土砂が堆積していなかったので、それなのに新たに大きなものを造ったというところが問題だと感じているわけです。
盛土のダムは造り替えられていますが、少し上流にあるコンクリートのものはそのままなっており、コンクリートの砂防ダムが一谷に2個並んであるという状態です。
この一帯で土砂崩れの要因となるものは、私が見る限りにおいては山の頂上付近を走る道路が、発生土の搬入搬出を無くすために山側を切土し谷側を盛土して築造されているので、地震や降雨により盛土部が崩落するという事態です。家屋がなく生活道路でもない不要な道路を造り、その道路が原因で土砂崩れが起こる危険性があるので砂防ダムをやり変えたということかもわかりませんね。結局のところ行政側としたらお金の使い道が増えて良かったということでしょう。

税金の垂れ流し

自然は自然のまま、崩れても安全な市街地に移住して貰う事が一番だと思います。
インフラの整備等にかかる収支はどう考えてもあいません。
先祖代々の土地だと言う事は解りますが、目減りする税収や少子高齢化の日本では自然の中に住むのであれば自然災害はある程度仕方がない(自己責任)として割り切らないと波状してしまうと思います。

ヒロポンさん

そうですね。そういう考え方もあると思います。
私としては、国からのお金を使わないと損という考え方ではなく、地域全体の環境面をも考えた上で必要性を十分に検討してもらいたいと考えています。

快適性を求めると自然が無くなる。これは都会の発展の仕方を見れば一目瞭然ですね。つまり今は田舎でも、いじれば自然はどんどん減って行くと言うことですな(-_-メ)

あれこしぇふさま

この辺りでは人が住んでいる人家ってほとんどなくなりました。近い将来、無人の集落になるでしょう。そうなれば自然環境抜群な地になると期待していたのに・・・

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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