狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

罠用の発信機

これは適法な罠用の発信機です。

DSC_0116.jpg

深刻なイノシシ、シカによる農林業被害が続いています。私達が活動している地区は、イノシシだけでシカの生息はほとんど確認できていませんでしたが、ここ最近になってから目撃情報が増えました。

シカは、おそらく人目につかないだけで、すでにまとまった数が生息しているのではないかと心配しているところです。

ここは周りを河川で阻まれた狭い地区ですから、駆除員の頑張り次第では生息数の増加を食い止めることは可能だと考えています。

そのためには獲る方法は罠しかありませんから、多くの罠を仕掛ける必要があります。

罠を仕掛ける作業は一ヵ所にだいたい一度だけですから手間はその時だけ(メンテは必要)ですが、罠の見回りは理想的には毎日なのでこの手間が超大変。

道路に近い場所に仕掛けているならまだいいですが、一般的には道路の近くには田畑があり罠を仕掛ける場所はその奥にある山になります。

被害がある場所は山に近い山麓の田畑ですから、罠を仕掛けるのは田畑にならないような急傾斜地の場合が多くなり日々の見回りは上がったり下りたりの連続。

駆除員も高齢化で70歳台が大半ですから、この作業は大きな負担ですね。下手すると途中で心筋梗塞なんてことになりはしないかと不安がいっぱい。

体力的こともありだいたい一人が10基ほどの罠しか仕掛けられないようです。

狩猟なら個人の趣味の範囲ですから、見回りが簡単な場所に数多く仕掛けているようですが、駆除となると依頼された場所の周辺に仕掛けなければいけません。

結局のところ、効率が悪いので狩猟者が敬遠するような場所ばかりに仕掛けるようになります。

そういう場所で手助けになるのが、冒頭の罠用発信機です。

やっと専用の周波数を割り当てられて適法なものが販売されましたが、非常に高価で違法なものに比べて約2倍ほどの2万円ほどもします。

少し知らべただけですが販売業者は1社だけのようでした。

これだけイノシシ、シカ被害で国が力を注いでいる割には、もっとも肝心なところの対応が少しお粗末なような気がします。

今まで通りアマチュア無線帯で使えるように周波数を割り当てたら、現在世の中に出回っているおそらく何十万台もの違法な罠用発信機も少しの改造で適法なものになり使用可能になるでしょう。

見回りの手間が少なくなれば数多くの罠を仕掛けることができ、その結果、被害を与える多くのイノシシ、シカを減らすことができます。

こういう現場サイドの事情をもっと認識して効率的で現状を見据えた有効な被害対策を行ってもらいたいものです。


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コメント

発信機

実際に罠の見回りは大変な労働ですよね。
私は常時20~30基を仕掛けていますが限界ですね。
発信機も検討しましたがいかんせん高価すぎる……(>_<)

そこで革命的発見をしたのが「あんしんGPS」です。
http://media.kddi.com/app/publish/torisetsu/pdf/anshin-gps_appguide.pdf
au発売のスマホだけにしかインストールできませんがGPSを10台まで
登録できます。(個人では……法人は無制限)

GPSの価格は実質無料、月間使用量はたしか3円くらいです。
ただし、1人6台までしか購入できません。それも最初は3台まで、2か月後に3台。
スマホ代金はは各種割引を利用して3万円前後。(正規には6~7万円)
私は妻名義と知人名義で合計3台のスマホを購入しました。
GPSも知人名義などで30台を購入予定です。(現在18台所持)

スマホの購入費用が10万円前後、GPS登録費用が1台3000円で
最終的に合計20万円ほど入用ですが、GPSを10台までに抑えたら
4~5万円で済みます。初期投資が尻尾4~5本で、ランニングコストは
スマホの月額使用料1台7000円ってところですね。
これで、無駄な労力が限りなくゼロになるのですから高くはないですね。

肝心の機能、性能は今のところ言うことなしです。(^o^)
GPSが振動を検知したらスマホにメールで知らせてくれます。
その振動感知も10段階まで調節できますし、誤作動はありません。

GPSは内部電池ですから2週間ほどで充電が必要です。
(使用頻度によって変わる。獲物が掛かれば掛かるほど電池も消耗)
スマホに初期設定が多少煩わしいですが、PCを繰っている人ならば、
すぐにできます。

本来の用途に外れた使い方と思いますが、
罠を仕掛けて駆除に頑張っておられる方におススメです。

うちの市では、箱罠に入ったら撮影されて、メールで画像が送られてくる市販されてる装置を、
100台貸し出してます。

自然薯さん

最初は被害を受けている農家の方が見回ってくれるということで罠を仕掛けることも多いですが、見回りの大変さから知らぬまに止めてしまい、行ったら猪が死んでいたなんてことも結構ありました。責めるわけにもいかないしね。
それにしても、凄いの見つけましたね!
検討してみます。ありがとうございます。

坪ちゃんさん

え~!!な、なんですかそれ?凄い!
市と相談してみます。ありがとうございます。

あんしんGPS

通常の電波発信機は受信距離は平野部でおよそ4~5キロ程度、
山あり谷ありの山間部では受信できないか、せいぜい200メートル
前後と聞いていますが、このGPSはケイタイが使える場所はほぼ全域
使えます。猟犬の首輪に装着していれば行方不明になっても地図上に
居場所を知らせてくれます。地図の精度は大まかですが、それでも
おおよその場所は分かります。

一応、電話番号とメルアドは1台ごとに付与されていますが通話は
できません。ですが、何十台を設置してもメルアドで場所の特定が
可能なわけです。
表向き「電話機」ということで登録費用が発生します。(3000円)

auはこの商品をスマホ購入、乗り換えの“販促品”として位置づけ
しているようです。
ですから、2年縛りはあっても月額使用料は数円で済むのです。
2年後もおそらく数十円で済むでしょう。
メールの送受信だけですから……

しかし、スマホの月額使用料金が高い! (-”-;)
屋外でネットをするわけではなく、映画も音楽も動画も必要ないもの
にとってはスマホなど必要ないわけですが、GPSのアプリがスマホで
ないとインストールできないから仕方がないです。
まんまとauの戦略にはまったわけですが、しかし、それでも、その
価値は十分あり、おつりがくるくらいです。(笑)

本来は行政なり、猟友会が法人として一括して調達し、各会員に貸与
するのがスジと思いますが、当地の行政は報奨金からさえ税金を取り
立てるくらいですから話になりません。また、驚くことに猟友会は
法人登記をしておらず、これまた話になりません。

auの法人担当者と話しましたが、登記がなされていない以上、法人
としてみなされず、個人で購入するしかありません。
法人が購入すれば台数制限はないそうです。

つまり、スマホさえあれば何十台でも設置可能になるわけです。
しかし、スマホ1台に対してGPSは10台までしか登録できないのは
これまた、auのスマホ売らんかな!の姿勢がミエミエですね。(笑)

それにしてはauショップではこの商品の知識を知っている人は
皆無です(笑)。手続きや問い合わせでかなりの時間を取られました。
当初、3台の購入に半日以上時間を取られ、忙しい川ガニさんだった
ら怒鳴り散らすのではありませんか?(笑)

SIMフリーの格安スマホではGPS対応のアプリが今のところインスト
ールできないのですが、そのうち格安スマホでインストール可能に
なるかもしれません。
そうなりますと、月額1000円以内で済みますね。
しかし、ひょっとして格安スマホでインストールできる機種がある
かも知れませんね。情報をお待ちします。

にしても、高齢の方が罠をかけたはいいが見回りが大変!重労働!
という現場の実態を行政側は認識しているフシはありませんね。
度重なる規制と締め付けでテッポ撃ちが減少し、今また、罠猟師が
減少するとなれば、駆除が軌道に乗りつつある現状も「いつか来た
道・・・」を辿ることになりそうです。

ちなみに、当地の駆除目標は鹿が年間4000頭です。
これを10年間維持し続ければ生息数は減少に向かう試算らしいですが、
その前に猟友会員は「絶滅危惧種」に指定されそうです。(>_<)




自然薯さん

貴重なコメントをありがとうございます。
なるほど!という内容ばかりで勉強になりました。
岡山県猟友会は少し前に社団法人になっていますので法人扱いと言うことでこのシステムが使えそうです。ただ駆除事業者の認定を受けていないので行政からの委託は現在のところ考えられずお金がありません。先日事務局に早く動くように提言しましたが縄張り意識が強くて無理だろうということでどうにも出来ないと言っていました。私的には個々の意見を聞きながら事業を推進することは可能だと考えていますけど。ま、言われるように「絶滅危惧種」ですからね本気になる人が少ないですわ(笑)
3台の購入に半日以上ですか、それはひどい!私はドコモですけど法人の担当者の対応が良くて会社まで来て説前してくれ、そこで決めたら設定して翌日には持って来てくれます。必要なアプリもその場で入れてくれるし重宝しています。
色々と検討してみます。ありがとうございました。

最近・・・

「有害鳥獣の被害を減らしてくれ!」という行政と法令整備や使用機器の用意などのちぐはぐな現状で悩んでいます。
もう少し各省庁が連携してほしいですね。

正直な話「やってられっか!」と思いますが、一番の敵は身内であるハンターだったりして・・・。

じゃんさん、ご無沙汰しています。ご意見には激しく同意しますな。
環境省とハンターの絶滅危惧種入りを狙う警察の対立?は理解できる気も
しますが(笑)、環境省内の保護派と駆除派のくすぶりはあるようですね。

それぞれの役務の視点が違えば考えも行動も違ってきて当然でありますが、
現場が振り回されるのはたまりませんね。(-_-;
また、猟友会員も駆除派と狩猟派はその行動と考え方も違うようです。

私みたいに農作物を全滅させられて「今に見ておれッ!」ってなことで
で会員になったものと、古くからのレジャー感覚の会員とはおのずと
思考回路が違うようです。

罠に掛かった獲物が耳と尻尾を切り取られ転がっており、罠も盗られて
いたときには、こんなヤツがいる駆除なんてやめようと心底、思った
こともあります。

実は、GPS使用は盗難防止も兼ねているのです。
私個人で罠が年間に10基は盗られている現状で、30分以内に
駆け付けられるGPS信号は罠泥棒にも威力を発揮しそうです。

しかし、犯人を特定したらそれはそれで新たな問題に発展する
可能性ありで、悩みは尽きません。(-_-;

じゃんさん

行政といっても利己主義な個人の集まりですからね。自発的に仕事を増やすことは嫌がります。
じゃんさんには行政を動かせる立場になって欲しいです。じゃんさんに1票!(笑)

自然薯さん

平和な島と憧れていましたが現実には酷い者もいてここらと変わりませんね。私も何度も罠を盗まれるし質の悪い悪戯、妨害にあっています。犯人が解っていても警察は積極的には動いてくれません。現行犯か動かぬ証拠が必要みたいです。トレイルカメラなんてどうですかね?私も個人輸入で買っていますが面倒なのでまだ設置していませんけど。先週もやられたので今度こそ設置して画像で残そうかと思っています。どういう考えで日常的に悪さをするのでしょうね。まあ頭のイカレタ奴の考えを理解しようとするのは無理ですわね。

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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