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狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することから始めましたが、野菜作り、ミツバチ、キノコ、朝市のカテゴリまで増え、広く深くという内容になりました。一般の方が知らない世界を覗けます。since2007.7 

銃身清掃から

スコープ調整や弾速調整で弾を撃つ前に、銃身の状態を把握しようと考え銃身清掃をしてみました。

予想では、新銃なので銃身はピカピカ汚れは無いと思っていましたが、洗い矢を挿入していくと何故か?ライフリングの手応えがなく引き抜くと、真っ黒け!

DSC_0888.jpg

臭いを嗅いでみると、グリスのようです。

よく考えてみれば、腐食防止のために油を塗っているというのは当たり前ですわな。

新銃では撃ち始めの弾速が高く、その後は下降するというのは、グリスで滑りが良いいから弾速が高いということだったようです。


翌日、徳島県の一宮射撃場でサイト調整と弾速調整を行いました。

DSC_0894[1]

まずは10mで着弾点の確認と弾速測定。

弾速測定は射撃場の弾速計を使用させてもらいましたが、調子が悪くて弾を撃ってもゼロのまま、自分のコンブロをセットして確認すると918ft。

工場出荷時には950ftですから、予想通り銃身清掃により抵抗が大きくなり弾速が下がったようです。

それより問題は着弾点、狙った点から30cmも上方。

カリカリと調整ノブを回し、下端まで下げて着弾点を確認してもまだ狙った点より上。

これ以上は、スコープマウントの嵩上げしかありません。

あたふたと材料を探し、リューポルドで使ったテレカの余りと新品を見つけ、射撃場からハサミを借用してカット、スコープを取り外してマウントの下面にテレカの層を挿入し水平を確認しながらスコープを取り付け。

着弾点を確認するとまだ高い、再度テレカをカットして同じ作業を2回も行いました。

結局3度もスコープの取り外しと取り付けを行ったものですから、短時間で全ての作業を済ませる予定だったので、残された時間が少ない。慌てて弾速調整をしました。

スマホで”EDgun Club”のサイトを開いて注意点を確認しながら調整。

ノブを1/4周づつ回して確認、1/2周で965ft、ノブを戻して調整すると953ftになったのでとりあえずこれでいいかな。

操作手順によりノブの追従性が変化するような挙動もあったので、その辺りはまたゆっくりと確認してみます。

弾速に関して、S410では春から秋までだと920ft(280m/s)くらいに設定するとスパイラルが起こらず集弾性が良く、冬場では885ft(270m/s)まで落とさないと安定しないという経験があるので、950ftは高過ぎる気がしますがメーカーお勧めの弾速ですからとりあえずこれから始めて検証することにしましょう。

でも、このスコープだと100m以下のピントが正確に合わないのでスパイラルの確認はできそうにも無いけど。


次は50mをゼロインにする作業、ここでほぼ予定の時刻が来てしまったので簡単に行いました。どうせ50mだとパララックス(視差)により着弾点がバラツキますからね。

なんとか簡単に一通りの作業は行いましたが、もう少し細やかな調整と検証をやりかったので、また近いうちにこちらにおじゃましたいけど・・・時間があるかな。


帰宅後、銃身清掃間隔の目安にするために、約50発ほど撃った後の銃身の状態を確認しました。

DSC_0896[1]

かなり汚れていますね。


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コメント

一宮まで行かれてたんですね。
ブロ友さん(同じエアライフルクラブ員)もそこでよく練習されてます。
くまの道楽日記で検索!
ウルバリン、マタドール、グラディエーターと持たれています。
レティクル、最終案ができたようです。
あとはメーカーさんが手をくわえて
試作、市販というところでしょうか?

坪ちゃん

一宮射撃場のご主人と奥さんはとても親切な人で対応もよかったです。もう少し近かったらいいのに。
そのブログはつい最近読みましたよ。もしかするとそのレティクルになる可能性もあるかな。

川ガニさん、こんばんは。

初めての射撃、さらりと行かなかったとお聞きし、ちょっと残念です。

バレルは防錆されていますが・・・黒いグリスではなかかったような・・・
オイルやグリスが残った状態で鉛のペレット撃つと、汚れがかなり急速に蓄積してすぐに黒くなるのですが・・・それなのかもと思いつつ、まだよく分からないです。

マタドールのレールは、基本100mでゼロインするように傾きがついています。そこから上下の誤差があり、今までお聞きしたことのある話では、どちらかというと上側に行く傾向があるようで、50mでは上過ぎることがあるようです。

 追ってのレポート、お待ちしています。ではでは。

マルコさん

さらりと終わらせる予定だったんですがどうもこのスコープとは相性が悪いようです。レールは0.5度の傾きがついているようなので計算上は1.5mm程度は嵩上げが必要ですね。現在の嵩上げがちょうどそのくらいです。この状態でカワウを撃ちに行くかもう一度射撃場に行って細かな調整を行うか悩ましいところです。

撃つ前の銃身の汚れと50発撃った後の汚れを比較すると撃つ前の方が汚れが薄かったので試射の弾数が少し多かったということかもわかりませんね。
焦らずボチボチとやっていきます。

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川ガニ

動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。




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