狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

子犬の訓練(3)

先週末にも、友達と一緒に子犬の訓練に行ってきました。

今の時期は、草木の成長が早いですね。

1週間前には、ほとんど見られなかった菜の花が、ご覧のような一面の菜の花畑になっていました。

こういった場所は、草木の匂いに惑わされて、キジの匂いが取りにくいので、子犬には不向きなフィールドです。

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枯れた葦が込み合っている場所は、猟欲が足らないので積極的にブッシュに入っていかず、ここも子犬には不向きの場所です。

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ブッシュの少ない場所は走り易いので、主人から離れて広範囲を捜索出来ます。しかし、キジにとっては、隠れる場所が無いので、この場所に留まっていることが出来ません。

このような場所で、もう少し草が伸びれば、子犬向きのフィールドになります。

フィールドに慣れておらず、目的のモノを知らない子犬を訓練できる、良い場所を見つけるのは大変です。

ほんとは、フィールドに慣らす訓練が先なんですけどね。

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夕方まで河原を歩きましたが、子犬にとってお勉強になるような場面に遭遇しませんでした。

犬の容姿から、このまま闇雲に歩いて、キジに遭遇させるのは無理と判断。

人間がキジの居る場所を目で見つけて、そこに誘導してキジを覚えさす訓練方法に変更することにしました。

車で河川敷を見て回りましたが、なかなかキジが見つかりません。

今日は一日天気が良く、キジが姿を現す天候ではないので、あと一箇所回って今日は終わりにするか?今日は来た甲斐が無かったなあ~と友達と話して、最後の場所に行くと。

ご覧のように、キジが4羽も居ます。

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最初に見つけた時には、1羽だったのですが、その時点では、犬を出すとキジが走って逃げるような場所だったので、少しキジが移動するのを待っていました。

適当な場所に来たので犬を出そうかと思っていた時に、突如、他の3羽が地面から湧いて出ました(笑)ほんと、キジって忍者のようですね。

このキジは、友達の子犬にやらせてみる事に。

今まで通り、主人の前を走っていましたが、キジが居た場所に来ると、キジの残臭に気が付いたようです(それまでにキジ2羽が早立ち、残り2羽は走ってブッシュに身を潜めました)そこから、キジが走って行った方向に残臭を辿って行き、ポイント!

初めて、この子犬がキジの匂いを感知したのを確認しました。おまけに初のポイントです。

その直後、キジは飛び立ちました、子犬は飛んでいるキジをハッキリと見ましたね。

友達は、はぼ毎日、この場面を求めて訓練に行っていました。前日も350kmほど、車で走ったとか。

これで、幼稚園児を卒業して、小学生になれました。

この後も、見つけたキジに同じような容姿を見せました。



次は、私の子犬の番です。

私の子犬は、私の見る限り、キジの匂いを感知できていると思っていますが、先週からこの訓練を始めたばかりなので、そんな事はないと皆が信じません。飼い主の欲目だ!と言います。

それを証明する場面がやって来ました。

先ほどの友達の子犬を車に積んで、移動し始めた直後、同じ場所に3羽と少し離れた場所に1羽のキジを見つけました。

キジまでは100mくらいある場所で、私の子犬を出して、3羽居るキジの方向に歩いて行きました。

そこは走りやすい場所なので、私より50m先の、キジの方向から言うと左に走って行きます。

そして、キジの居る場所の横20mくらいを通った時に、1羽が飛び立ちました。

子犬がぐるっと回って右からこちらに帰ってくる時に、匂いを感知して捜索している様子、その後、2羽が飛び立ちました。

風が左から右に吹いているので、最初の1羽は匂いが取れなかったようです。

少し離れた場所にいた、1羽の方向に向かって歩いて行くと、キジの居た付近で着臭後、ポイント!

やりましたね、初めてのポイントです。

キジの匂いを感知している、最も明確な証明です。



その後も、同じような場面に遭遇してポイントしました。

この場面では。(キジは写真中央に居ます。解るかな?)

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這って逃げたキジに、ポイント!

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ポイントは、まだ先で良かったのですが、猟犬の血は脈々と受け継がれているようで、「キジの匂い付け訓練」2回目で早くもやりだしました。

私の子犬は、走る足を持っているので、今後は少し荒れ気味になると予想しています。

スピードのある走りと、大きめのレンジで、薄いキジの匂いも感知できる注意力を身に付けるのが、今後の課題ですね。

それに、キジとの距離感が解るようになれば、最高です。

恐ろしく順調に、訓練が進んで行きます。

名犬になる素質があるのかも?って、またしても飼い主の欲目が(笑)


その日は、山陰地方の魚や野菜の直売所の中にある、食堂で昼食をとりました。

ヒラメの煮付け定食をいただきました。

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そして、お土産は、これです。

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人間のお土産もあり、子犬の訓練成果のお土産もある、大満足の一日でした。


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コメント

訓練

今回の記事を見て川ガニさんの訓練の一生懸命な様子が手に取るようにわかりました。
よく手を掛けられておられますね。
緊迫感も伝わりましたよ。
最初の一羽の出会いまでが大変なんですよね。
普段から情報収集をされて、フィールドに親しんでいる猟師のかたじゃないとキジが田んぼに降りてくる場所や時間を知らないですもんね。
子犬ちゃんも第一段階卒業おめでとうございます。

キジの写真とかはだいぶん遠くに感じますが、川ガニさんはデジタル一眼をお使いなのですか?

まっきーさん

子犬は、手を掛ければ掛けるほど、主人が好きになり、主人の意思を理解しようとします。これは、子犬に限らず人も同じだと思いますが。
子犬の訓練には、野生のキジが最も良いので、キジを求めて北は新潟、南は宮崎まで行きます。一般の方だけでなく猟師の方から見ても、異常なほど熱心です。でも、キジの多い場所に行くと、短期間で課程が終了して次のステップに進めますので、手間が掛からずその方が得だと皆考えています。
カメラのズームは16倍までありますが、バカチョンです。写真は目一杯ズームしています。写りの良い一眼が欲しいと思っているのですが、嵩張るので買っていないです。コンパクトで、写りが良いカメラがあれば教えてください。

キジ

キジを求めて北は新潟、南は宮崎まで行きます

そんなに行かれているんですね!ビックリです!!!
じゃあ、隠岐の島には行かれたことはありますか?
兄貴が西ノ島で1年ほど漁師をしていたんですが、ここにはホントにたくさんのキジがいますよ。
林道を車で一回りしただけで10羽くらいのキジに出会えます。
犬を連れて行ったらどうなるんでしょう?
有料猟区なのか!?っていうくらいです。もしかしたらホントにそうかも…。

まっきーさん

私は行っていないですが、以前に友達が何度も隠岐の島に行っています。キジは沢山居るのですが、海際が絶壁なので危険です。輸入したばかりの犬がダイブしたこともあります。

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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