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狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することから始めましたが、野菜作り、ミツバチ、キノコ、朝市のカテゴリまで増え、広く深くという内容になりました。一般の方が知らない世界を覗けます。since2007.7 

救急車呼んで!

昨日は、朝から現場に行っていました。と言っても、住宅地の道路を歩いて作業をしていただけで猟ではありません。

そう、まじめにお仕事をしていたんです。

昼からは、前日の雨から天気が回復してきたので、風が強くなり冷え込んできました。

そんな風の強い寒い中で事件は起きました。


私が道路を歩いていると、横道で背中を向けて座っているおばあさんが目に入りました。

「誰かを待っているのかな?」と思っただけで通り過ぎましたが、5分後くらいに同じ場所を反対側から歩いていると、ちょうどおばあさんが座っていた場所に車が止まったのが見えました。

「やはり、車を待っていたんだ」と納得して、その場を通り過ぎようとした時、車から出てきたおじさんが「ちょっと来て!」と私に言っているように聞こえます。

何の用事かな?と思って横道に入って行くと、なにやら血が流れた後があります。

それも少し量が多く、例えて言うならマガモ2羽分の血抜きをした量くらいです。

これは、何の血だろうと思っていると、おじさんが「おばあさんが鼻血を出しているので救急車を呼んで!」と言っています。

鼻血で救急車?

おじさんは「年寄りは鼻血をよく出すんだ!」と言っています。

え!年寄りってそうなの?と思いながらも、血の量が多いので体に別な異変が起きたのかも?と思い、携帯電話で119に電話して状況を説明し救急車に来てもらうことにしました。

そして側によって、おばあさんの様子を見ると、顔と服が血だらけです。

おばあさんは「鼻血が止まらないんです」と言って、しきりティッシュで鼻を拭いています。

でも、鼻の穴からは出ている様子がなく、眉間から鼻の先端にかけて3mmくらいの深さで切れた跡があり、その部分から出血しています。

それと、目と鼻の間が内出血していて十円玉くらいの大きさで黒くなっています。

私は、おばあさんに「転んだの?」と聞くと、おばあさんは「解らない」といいます。

その時点では、出血は少なかったのですが、おばあさんがしきりに鼻を拭くので血が止まりません。

私は、「鼻血じゃなくて鼻の上が切れて血が出ているので、鼻を拭かないで」と言って裂けた部分が閉じるようにティッシュで押さえて救急車を待ちました。

待っている間に、おばあさんは「息が出来なくなってきた」と言い出しました。

息が出来ない?呼吸を妨げる様な状況は?鼻や口を見てもそれらしき異変は見当たりません。

たぶん、自分の置かれている状況に恐怖心を抱いてきたので、パニックになりかけたのかな?と思い「大丈夫、もう近くまで救急車が来たから」と言って安心させようとしましたが、やはり「息が出来なくなってきた」と言っています。

他の要因は?とよく見ると、おばあさんは、鼻の穴から血が出ていると思っていたので、顔を上に向けたままの状態です。

この状態と恐怖心で息苦しく感じているのだろうと思い「上を向いて置かなくても大丈夫だから」と言ってアゴを下げると、息苦しさが無くなったのか?落ち着いた様子になりました。

そうこうしている間に救急車が到着して、救急隊員がおばあさんの様子を診て質問したり、私に状況を聞いたりしました。

そして、首にコルセットをして救急車に乗せ車の中で診察後、病院に搬送して行きました。

おばあさん、大丈夫そうな感じではありましたが、脳内出血や転んだ拍子に骨折でもしていなければ良いのですが。

ところで、私を呼んだおじさんは何処行ったの?おばあさんを私に預けたまま救急車を誘導してくると言って車で行き、次は家を知っているので家族を呼んでくると言って行ったきりです。

何か不都合な事でもあったんでしょうか?私が第一発見者じゃないんですけど・・・


それにしても、師走に災難だったおばあさん。

無事に家で正月を迎えられると良いのですが。


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コメント

大変でしたね

ご苦労様でした。
消防団活動で救急救命の講習を受けたりしてますが、実際の現場に遭遇すると気が動転したりします。
医療関係の方ならいざ知らず、一般の人ではこのような場面に遭遇する機会も少ないですからね。

そういえば、救命講習の時、患者が出血していた場合注意するよう言われました。
以前大きな事件の時、被害者が感染症患者で救護にあたった一般の方に、至急検査を受けるよう通達があったそです。
私の車には、使い捨てのプラスチック手袋が一箱積んでありますが、もっぱら獲物の解体にしか使ってませんけど・・・。

読んでいてドキドキしちゃいました。緊迫感のある文章ですねぇ(@@;)。ルース2191さんの言われる通り、もし川ガニさんの手にその時赤ギレや切り傷などがあったら肝炎ウイルスの感染を心配したほうがいいと思います。

それにしても一体何ごとだったのでしょうね。

怖い

私も読んでいてドキドキしました。
昨年、北海道の父がすごい鼻血で救急搬送されて大変だったらしいので思い出しました。
あと、ウィルスは怖いですね。
私も、ガラスで手を切った人の応急処置をした事がありますが、その人はHIV感染している可能性の高い人だったので、私、素手で手当てした事を後悔した事があります。
でも、そのおばあさんはどうしたのでしょうね。
おじさんもなぞですね。

出血量の表現

マガモ2羽分の血抜きをした量くらいです。
 ↑
最高です!!
でも1部の人間にしかわからないと思いま~す(爆)!

上記コメント

すみません、ケガをされているのに不謹慎でしたね。
お詫びいたします。

普通の方は出血だけで冷静じゃなくなる人も多いのですが、さすが川ガニさん、冷静な対応ですね(^^)/。
おばあさん、ご無事だといいですね。

ホント大変でしたね~ご苦労様でした、川ガニさんが冷静に考え対処している様子が目に浮かぶようです。
でも、そのおじさん、気になる~・・・まーさーかー そのおじさんが車で・・・何かしたとか・・・
おばあさんのお家まで知ってたのに、どこに消えたんでしょう。。。
「年寄りは鼻血をよく出すんだ!」←??? おじさんパニックしてますね、血に弱かったとか・・・・
おばあさん、大事にならないといいですね

大変でしたね、普通だと訳もわからずパニックになりそうなところを、冷静な対応でご苦労様でした。私も事故を起こしたとき、まったく知らない人に助けていただいたことがあり、自分でも同じ状況に遭遇したときのことを心がけていますが、当事者はほんとに心細いものです。きっとおばあさんは川ガニさんに心から感謝していますよ、ご苦労様でした。

ルース2191 さん

なるほど!感染症の心配があるんですね。私も車には使い捨ての手袋が1箱積んでありますが、使い道はご同様です。
ポケットに一組入れておくのも良いかも解りませんね。でも、今後使うことがあるのかどうか?できれば使いたくないですね(笑)

シェフさま

緊迫感がありますか?実際に起こった内容を素直に書いただけなんですけどね。
時間があったら山に入っていますから、手に傷はいつもあります。なんだか、ヤバイ雰囲気になってきましたね。もし、何かの感染症で山に行かれなくなったら愛犬のことはお願いしますね(笑)
私は転んだと思ったのですが、もしかしたら物取りとかの可能性もありますね。事実はわかりません。

小隊長殿

現場に居る本人より文章を読んでるほうがドキドキするんでしょうかね?私も忘れた頃に読み返すとドキドキかも(笑)
お父様も鼻血でですか?やはり歳をとると鼻血が出て止まらなくなることがあるんですね。
おばあさんの怪我の原因もおじさんの行方も謎のままです。これを題材にしてミステリーを書こうかな?ミリオンセラーになったりして(笑)

びでんとさん

普通の方ならマガモに例えたりはしないんでしょうが、いつも見慣れているので見た瞬間に思いつきました。切り傷なので血の色や出方が似ているんでしょうね。
カモなら生きてはおれない量ですからね。おばあさん大丈夫だったのかな?

ニライママさん

いや~、私は何も大変なことは無かったですが、おばあさんは災難ですよね。それと、慌てていたおじさんも。
ニライママが言われるように、おじさんは血に弱かったのだと思います。おばあさんの近くに寄ろうとしませんでしたからね。でも、かなりの出血量でしたから、一目見たら怖くて近寄れない人が多いと思いますよ。

ダイチャンさん

私が大量出血をしていた訳ではないので冷静で居られましたが、おばあさんの立場だったらどうでしょうね?
そういえば、おばあさんが「寒くなってきた」と言っていました。寒い日でもありましたが、出血量が多いからか、それとも恐怖からなのかどちらだったのでしょうか?

大変でしたね

いや~、初めてまともに絡めそうなネタなので、参加させていただきます。

それにしても、さすがは川ガニさん!冷静な対応、すばらしいです。
私のような仕事の人間でもなかなかできませんよ。

文章を読むからに、もしかしたら認知症とかの疑いもあるような・・・。私のような仕事をしていると、顔を見ただけでその有無がだいたいわかります。あと「認知症になりそうな人」も。
まぁ、バッくれたおじさんが車で当てたとも考えられますが、怪我の場所などからすると、徘徊していて一人で転倒した可能性があります。

救助の際、小隊長さんのコメにもあるように、感染症が一番怖いです。お年寄りの場合だとよくC型肝炎を持っておられる方がいます。手袋がなければレジ袋のようなものでもした方がいいです。素手は絶対に危険です。
また、今回の「息が出来なくなってきた」状態は、川ガニさんの推測通り「恐怖心から来るもの=過呼吸症候群」だと思われますが、気道確保のため、顎は上げていた方がよいかと思います。
過呼吸が起きた場合は、ビニール袋などを口にあてがい、その中で呼吸をさせると楽になります(例えが悪いですが、ビニール袋の中のシンナーを吸うように・・・というと一番よくわかります)。

最後に、「マガモ2羽分の血抜きをした量」ってのがさっぱりわかりません(笑)
よかったら、素人でもわかるように教えて下さい。
その量によっては、急性失血性貧血の可能性もあります。

その後、おばあさんがどうなったのかが一番の気がかりですね。
無事、年を越されることをお祈りいたします。

カレーライス師匠

なるほど!職業とは言え顔を見ただけで認知症の人がわかるとは凄い!何年かお会いしていませんが、今度会った時に私を診断してください。そろそろやばそうな気がします。

ビニール袋の中のシンナーを吸うようにって、医療関係の人でもないのにそんなことをしていたら、息の根を止めようとしているように思われるかも?(笑)

「マガモ2羽分の血抜きをした量」がわかりませんか?それでは、もっと解り易く言うと「スッポンの生き血10人分」くらです。これなら誰にでもわかるでしょう。

もうすぐ新年ですが、瞳が外人のようにブルーになっていたおばあさん、どうしてるかな~?

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川ガニ

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。




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