狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

平成20年度猟期のまとめ

【平成20年度猟期のまとめ】

終猟日


ヤマドリ猟

予想通りの当たり年となり、出会いが多く楽しい猟期となりました。

しかし、2月になって気温の高い日や降雨の日が続き、雪の無い場所が広範囲に広がったことで、標高の低い場所に下がっていたヤマドリの付き場が再び積雪前の高い場所に変わり、出会いの数が減少しました。

こういった状況下では、標高の高い急斜面で犬が着臭しても、一度降った雪の重みで低雑木が押し下げられているので、ヤマドリが隠れる場所がなく足を使って逃げて行き、射程外の場所から飛び立つ場面が目立つようになります。

やはり雪解けは、例年通り春にしてもらいたいものです。


キジ猟

予想では例年通りの生息数だろうと思っていましたが、予想に反して多くの出会いがあり超ラッキーでした(笑)

獲ったキジは蹴爪が長くて当歳のものは少なかったので、春の繁殖状況が良くて出会いが多かったようではなさそうです。

私達が通う猟場では、気温が下がってくると一部の越冬場所を除いて海側の気温低下が少ない場所にキジは移動してしまうのですが、猟期終盤に気温が高い日が続いた事で、繁殖活動の為に再び移動してきたのかも解りません。

でも、猟期前半にも例年より出会い数が多かったのは何故でしょうかねぇ~?

昨年度に取り残したキジが多かったという事か、環境が良いので他の場所から移って来たという事でしょうか?


カモ猟

初猟の時期には、例年に比べてかなり少ないと感じていましたが、後半はマガモの飛来が多く見られました。

銃猟禁止区域に居るカモは、今までに見たうちでは最高の数でした。


イノシシ猟

遠征先のイノシシに関しても、予想通りに低い位置に下りて来ていたので、キジ猟場にエサを求めて掘り返した跡が多く見られました。

地元の猟師に聞いても、今年はイノシシが良く獲れているとのことでした。

鳥猟をしている私でさえ5頭ものイノシシに出会いましたからね。

地元のイノシシ猟は、猟期に入って直ぐに有害駆除の許可が出なくなり、仕掛けたくくりワナと柵は全て撤去、閉鎖となりました。

個人の猟としては、くくりワナの最小径と保険の関係で設置が出来ず、柵1基を追加で設置したのみとなり、寂しい猟期となりました。


今年は、主な狩猟鳥獣の出会いが多く、猟師には良い猟期となったようです。

来年も今年と同じ状況であれば良いのですが、そう上手くは行かないでしょう。


使役犬を使っての鳥猟

初猟の猟犬テンの成長ぶりはと言うと、予定していた猟果があげれず不満足な結果となりました。

理想的な仕事をして獲った獲物もいますが、絶好のチャンスに私が撃って逃げられた場面も数知れず、猟芸が定着するほどの経験を積ますことが出来ませんでした。

猟期前までは、レンジが広いのを押さえて細かく捜索させていましたが、徐々に持って生まれた体型と気力に猟欲が加わり、大レンジになることもしばしばとなりました。

鳥を獲るとなれば、もう少しレンジが狭い方が良いでしょうが、積雪量が多い時期には、これくらいの気力がなければ猟にならないという面もありますから難しい所ですね。

良い面としては、ポイントが長いので大レンジになっても鳥を蹴出すのを一度も見たことがないことですかね。

非猟期に無駄走りの大レンジにならないように気をつけて訓練し、来猟期には猟芸が固定するようにしなければならないでしょう。

多頭飼いで子犬を育てるのは、成犬と猟果を犠牲にしなければならないので、猟果に走る駄目猟師には難しいことですね。


空気銃猟

猟期前に長距離用のスコープに変えたことで中短距離での当りが悪くなり、猟果が伸びず不満足な状態に陥りましたが、終猟間際で空気銃用の中短距離用に替えたことで良く当たるようになり、ヘッドショットが復活しました。

しかし、高価な長距離用のスコープは鮮明度や各部の強度、精密さなどに優れているので、空気銃でも使える仕様にしたいと考えていますが、調整する技術をもっている業者を捜すのが問題のようです。

昨猟期に重大な問題となっていた、低温化での弾速の落ち込みに対する件は、春に弾速の落ち込みが少なくなる調整を施した成果が現れ、今猟期には安定した弾速を得ることができました。

それに、低温下では精度に影響する最適な弾速域が変わることが解り、今後の調整に役立つことになるでしょう。

今後は、別な視点からの調整を行い、使い易い仕様の銃に仕上げていく予定です。



最後に、多くの獲物を授けて頂いた山の神様に感謝致します。そして今猟期が事故なく過ごせた事にも感謝致します。

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コメント

楽しい猟期で何よりでした。なんだか猟が終ると全てが終わってしまったかのような錯覚に陥りますね(笑)

八百万(やおよろず)の神々

小さい頃、山や海で用を足すときには
「山の(海の)神様、ちょっとごめんなさい」
と言ってからするように教わりました。

山野には信じる者にだけ見える神様がいて、その神様によってもたらされる自然の恵みに感謝ですね。

今年は皆さんの仲間入りが出来るように頑張りま~す♪

シェフさま

悲しい事に、終猟気分に浸れずにいます。だって、鳥の毛引きと捌きが当分の間続くんですもの(泣)えーちゃんが、うらやまし~

まっきーさん

私は、都合が良い時だけお祈りするタイプですから、撃っても外すことが多いんでしょうね。
信心深いまっきーさんなら、仲間になっても獲物を外すことはないでしょう。と、今からプレッシャーをかけておきます(笑)

寂しいです

私も猟期の間は、いっしょに狩猟をしている気分を味わっていますのでちょっと寂しい。
でも、これから山の恵みを1年かけて食べるのねー(汗)と思ったら、浸ってる場合じゃありませーん。

今月の15日で我隊も終猟となりました。
訳あって北海道に帰れなくなっちやいました。(悲)
飛行機乗らないのは嬉しいのですけどね。
兵長が~凹みまくって大変なんです。

でも、お互いに無事に猟が終わってなによりでした。

来期の初心者マークは・・・

はてさてセラヴィでしょうか、新入りのワンコでしょうか?正解は8ヵ月後に(笑)。

初めての狩猟シーズンを終えて、皆様も、そして我が家も、そしてワンコ達も怪我無く過ごせた事が一番です。
狩猟と言う新しい世界に1歩踏み入れた今期、たくさんの方々から貴重なアドバイスなどを頂き、大変感謝しています。もうとにかく何もかもが初めてのことばかりで、毎日試行錯誤の連続でした。多分うちのワンコも同じことを言ってるでしょう(笑)。

また来年も宜しくお願いします。

小隊長殿

今年は北海道の記事が無いと思ったら、やはり猟には帰られなかったんですね。
ま、あと9ヵ月もすれば猟期になりますから、気を落とさず来期の準備を始めてください。私も、ヤマドリの毛引きをしながら来期の構想を練っているところです(笑)

セラヴィさん

セラヴィ家の今猟期の活躍は凄かったですね。すでに、来猟期はベテランと呼ばれるでしょう。
まりんちゃんが、少し怪我をしたようですが、大事にならなくてよかったですね。来期は、犬達もベテランの回収犬と呼ばれますね。
ところでセラヴィさん、何獲りました?(笑)おっと!まだ猟期は終わっていませんでしたね。最終回逆転満塁ホームランを期待していますよ。

おそくなりました

自分も最終日に猟に行ってきました。最高の場面でヤマドリのオスを二回も逃がしました。いや~~~銃を練習しないと、来年もあたらなそうです。今期は犬のことで大変お世話になりました、来期もよろしくお願いします。

たけさん

ヤマドリ逃げられましたか!超!惜しかったですね。来期まで射撃練習頑張ってください。それにメイちゃんの訓練も。のんびりしていると、すぐに猟期が来ますからね。

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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