狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

最後の渡船

お詫び
記事の中にある写真は「水江の渡船」ですが、実際に廃止となった渡船は、1kmほど上流の「酒津の渡船」ということが解りました。お詫びして訂正いたします。
「酒津の渡船」も私の漁場の中にあるのですが、今まで存在すら知りませんでした。船があるのは知っていましたが、中州で大根を作っている方の持ち船とばかり思っていました。運行をしているのを見た記憶がほとんどないです。
このことは、本日(4月9日)「水江の渡船」の船頭から聞いてわかりました。新聞報道で多くの人が最後ということで乗りに来ていましたが、私も含めみなさん勘違いをしていたようです。
「水江の渡船」を廃止にする話は今の所ないようですから、みなさん、倉敷に来られた折には、この静かで趣のある渡船に是非乗りにきてください。もし、近くで船に乗り漁をしている者が居たら私と思いますので、「狩猟民族の館」と一声掛けて頂ければ、獲物をお分けいたしますよ(笑)



3月31日に高梁川で唯一の渡船が廃止となりました。

写真の写りが悪くて申し訳ありません。
F1001258.jpg

80年以上も続いていたのですが、船頭の高齢化と船の老朽化と言う名目で廃止となりました。

少し前までは継続していくとの話もあったのですが、補助金を出している倉敷市の市長が代わり景気の悪化で税収が減れば考えも変わるってことでしょう。

この渡船の利用者は、普段は1日に数人でしたが、最後の日には新聞で報道した影響か?多くの人が乗りに来ていました。

渡船の運行距離は約50mくらいしかないので、出発したと思ったら着いています。

なので最後の日は、川の遊覧船と化して川の上流まで上って行ったりもしていました。


こういう川の渡船は珍しいので、テレビの取材が来ているのを何度も見ましたし、近くで漁をしていた私が写っていたこともあります。

でも、この場所は道路からは見えず、市内の住民でもこの渡船を知っている人は少ないようです。

対岸には何があるかというと、家が数軒と以前住んでいた方のお墓があるだけなんです。

車で約3km下流の橋まで迂回する人が増え、利用者が減少してしまったようです。


この渡船の運行時間は決まっていますが、利用者が少ないので時間前に船頭が帰ったりしてしまうことも度々でした。

鮎漁の時期に、ここで日暮れを待っていると、中学生の女の子が自転車で来て対岸の渡船を待っているのを見つけました。

時間前に船頭が帰って行ったのを思い出し、私の船で対岸まで渡してあげたこともありました。

地元の人達にも数々の思い出があるでしょうが、今日限りで思い出を増やすことはできなくなりました。

F1001259.jpg

高梁川の名物が、これでまた一つ無くなってしまいました。


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コメント

昨年見せていただいた場所ですね。こんなヨソ者の私が現役の渡船を頭に焼付けられたことに感謝です。時代は明らかに変わって行くのですね。

物悲しいです…

時代と共に失われていくもの。
そういった物は現在、ものすごいスピードで無くなって行きつつありますね。
高梁川の渡船もその一つだったのでしょうね。

でも、そこには確かに古くから地域住民の方々の生活を支えていた事実があったのだと思うと感慨深いものがあります。

川ガニさんに渡してもらった学生さんは、将来家庭を築き、故郷を思うときにどういったことが思い浮かぶのでしょうか。

日本の優しい自然風景と温かい心を忘れないようにしたいです。

えーちゃんです


明日からは自分が代わりに渡船をします。
460馬力のエンジンなので、到着まであっというまです。


シェフさま

実は、これエイプリルフールネタなんです。まんまと騙されましたね!

と言いたいところですが、事実なんです。もう少し運行距離が長ければ観光用として生き残ったでしょうが?残念です。

懐かしいです

NHKの番組で見たことがあります。
端っこに写っていた漁師さんは記憶にありませんが・・(笑)
子供の頃、一年ほど岐阜に居たことがあって、木曽川の渡し舟の船頭さんに10円で乗せてもらったことを思い出します。
良い環境にお住まいですね。
羨ましい~。

まっきーさん

> 時代と共に失われていくもの。
> そういった物は現在、ものすごいスピードで無くなって行きつつありますね。
川漁師も山猟師も同じ運命をたどっていくことでしょうねぇ。
川は人工の構造物で魚が住めない環境に変わり、新しく漁をする者が魅力を感じなくなっていますし、山猟は鉄砲に嫌悪感を抱き所持するのを嫌がり、仮に所持しても山を歩き回ってシンドイ思いをするのを嫌がる。
50年後には、まっきーさんが日本最後の猟師と言われるでしょう。

えーちゃん

お!それは頼もしい!
でも、えーちゃんの船だったら対岸までの長さがあるので、460馬力のエンジンを使う必要はなさそうです。橋代わりで船の中を歩いて対岸に着くということになりますね(笑)
内緒ですが、ここにはキジが居ます。魅力的でしょう!

小隊長殿

> NHKの番組で見たことがあります。
え、凄い!全国放送もあったんだ!地元だけで放映かと思っていました。

> 端っこに写っていた漁師さんは記憶にありませんが・・(笑)
やっぱり!誰からもテレビに映っていたね、と電話がありませんでしたから(悲)

> 子供の頃、一年ほど岐阜に居たことがあって、木曽川の渡し舟の船頭さんに10円で乗せてもらったことを思い出します。
ここは確か?往復で100円だったと思います。10円ならもっと利用者が増えて存続できたかも?

えーちゃんです。

なんてこったい!
女性だと思ったら実は男性だったぐらい驚きました(しつこい!)


えーちゃん

ごめんなさい!私も女性だと思っていたんです!(笑)
えーちゃんの船の出番がなくなりましたね。仕方ないので、釣り船でもやって大儲けしといてください。ここの渡船は1人往復100円、利用者は数人ですから(笑)
それにしても、紛らわしい新聞記事です。なんと、地元の方もその事実を2日ほど前に知ったとか。

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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