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狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することから始めましたが、野菜作り、ミツバチ、キノコ、朝市のカテゴリまで増え、広く深くという内容になりました。一般の方が知らない世界を覗けます。since2007.7 

ヤマドリのから揚げ

今日の料理は、とてもジビエ料理とは言えない、ただのから揚げです。

ヤマドリでこんな料理をするのはもったいないと思われるかもしれませんが、猟師ですからそんなことは全く気になりません(笑)

まだ、暑いので温かい料理は食べたくないし、手のかかるものは面倒なのでこれになりました。

料理方法の説明は必要ないと思いますが、お約束と言う事で・・・


ヤマドリの肉は淡白なので、薄めの漬け汁につけておきます。ニンニクではなく、ショーガを入れています。

9.20001.jpg


お金は払っていますが、ただのサラダ油で揚げます?衣は、片栗粉にしました。

9.20002.jpg


から揚げにすると、1羽分はそんなにボリュームがないですね。

9.20003.jpg


味は、ニワトリでもなくキジでもなくヤマドリです。良く解からないコメントですよね。

淡白でクセがなく旨みのある肉です。←いつも同じですが・・・

ヤマドリ独特の香りもあります。

そう言えば、「ジビエ料理」の本に、「ヤマドリは、独特な内蔵の匂いがあり、それが肉にも多少移る」と書いていましたが、そんなことはないと思います。

確かに、ヤマドリのウンチは、キジと比べるととても臭いですが、個々の内蔵はそんなに臭くないと思います。

慣れていると言うのもあるのかな~?

ヤマドリは、散弾銃で獲りますから、腸を弾が貫通してウンチが漏れるととても臭くなります。

ですから、私は、ヤマドリを獲ったら直ぐに腹を裂いて全ての内蔵を取り出し腹腔内を綺麗にティッシュで拭います。(腸の取り出し方が特に重要)

この作業が少しでも遅れると、穴の空いた腸からウンチが染み出て、腹腔内がとんでもなく臭くなります。

本では、腸だけ取って悪い状態のまま熟成したヤマドリの事を書いているのではないかと思います。

良い処理をしたヤマドリは、本当に美味しいものです。

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コメント

おかげさまでヤマドリを初めて食べさせていただきました。掛け値無しに美味い!!
今まであっさり系ではホロホロ鳥が一番かと思っていましたが、これは堪りません。大ファンになりました。
どんな味かと言われても「ヤマドリの味~」としか表現できませんがww。

他の鳥には無いヤマドリの味の魅力を知って、虜になってしまいましたね。
でも、もっと魅力的なことは、ヤマドリ猟です。これにはまり込むと一生抜け出せません。

ジビエを語る専門書には目を疑う記述が多いですね。その多くは知識不足やリサーチ不足による誤りの場合が少なくありません。またフランスでは鳥も獣も捕獲後すぐに内臓を抜きません。そのせいで独特の臭さが肉に移ってしまいます。長い歴史の間それを食べて来た国民は、その味が好きになっています。でも日本人はクセのある味は好みません。詳しい記述は後々の「ジビエ料理探究」にて(^^)。

なるほど!歴史と慣れの違いがあるのですね。私は、くさい臭いに敏感な方なのでとてもウンチ臭い肉は食べれません。
「ジビエ料理研究」楽しみにしています。後々に本にしたら、ハンターやジビエ料理人のバイブルになると思いますが。期待しております。

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川ガニ

川ガニ

動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。




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