狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

ヌートリア生息実態調査事業

本日は、岡山県が業者に委託して行う「ヌートリア生息実態調査事業」に関する説明と協力依頼についての会議に出席して来ました。

集まったのは、委託業者、倉敷市の職員、猟友会員で、発注した岡山県の職員は出席していませんでした。

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内容は、事業にいての簡単な説明と調査の区域と日程等です。

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事業の目的は、国のふるさと雇用再生特別交付金事業を活用した緊急雇用創出事業として、ヌートリアの被害対策を進めるための具体的な情報収集を図ることだそうです。

簡単に言えば、主たる目的は雇用にあり、ヌートリアの被害対策は形式的なものということのようです。

対象地域は、生息区域全域ではなく過去に駆除要請のあった地区のみです。

要するに、私が駆除し残したヌートリアの調査をするという意味合いになりますね。



実施の体制は、この事業の為に雇用された一般人が4人と、その人達を指導する猟友会員の私です。

事前の説明もなく、いきなり来週から指導員としてヌートリアの生息場所を回れとは・・・



他にもビックリしたのは、狩猟免許がなくても外来生物法によると駆除が可能という事、それに許可は団体に対して出されるので、許可団体に所属しておれば誰でもが駆除できるということです。

さらにもっとビックリしたのは、狩猟鳥獣に指定されていない外来生物は捕獲の許可が必要ないということです。

ということは、アライグマやハクビシン、ヌートリア等の外来生物で狩猟鳥獣に指定されている動物は、狩猟鳥獣になったことで無闇に獲ることを禁止され、実質的には保護されているということですね。

でも、狩猟鳥獣に指定しなければ猟期に鉄砲で撃つことができないので、という判断からでしょうか?

猟期に、一般的には食べない動物を撃つハンターは稀だと思いますが。



話がそれましたが、調査内容は、地元ヒヤリングと現地踏査です。

地元ヒヤリングは、役場への被害報告や猟友会の駆除員が行った駆除状況の聞き取りです。

現地踏査では、猟友会のヌートリア駆除担当者が案内して足跡や被害場所、巣穴等の痕跡を確認して記録する作業を行います。

ヌートリアは、水辺に生息している動物ですから、今の時期は用水時期で水位が高く、草が生い茂っているし外敵に襲われにくい場所に巣穴を作っていますから、ボートで岸際を捜索しないと確認する事は難しいので、猟友会でボートの段取りをしようと話合っていると、危険なのでボートからの調査はしないと言われました。

それなら、胴長くらいは必要ですね、と言うと、それも必要なく長靴で行ける場所だけでお願いしますとのことです。

え!・・・ヤル気があるのか!とは言いませんでしたが・・・



この事業の主目的や内容からすると、猟友会員が情報を提供したり調査の指導をする必要があるのか疑問に思ってしまいました。

適当に水辺を回って調査したことにすれば良いのでは?

それに、この事業の目的は雇用ですから、業者に委託などせず県の職員が段取りをして失業者の雇用をすれば、もっと多くの人に一時的にですが職を与えることができるのではないでしょうかねぇ。



こんな批判をする為に会議に出席したわけではないんですけどね(笑)


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コメント

うーん

なんかややこしいですねぇ?
駆除を優先するなら外来生物指定になったと同時に
狩猟鳥獣の指定解除をし、捕獲を推進するのがスジのような気もしますが。

それと許可団体って言うのは何なんでしょ?
なんか利権があるのでは?と穿った見方しそうになりますね

何のために駆除しようとしてるのか?本質見失ってるのかな?

よくわかりませんね

まったく何がしたいのかよくわかりませんね。

じゃあ、川ガニさんがその4人を指導して、ヌートリアじゃなく岡山に生息するバクを捕獲するというのはどうでしょうか(笑)?

 所詮、税金ばらまきの補助事業ですね。大体県の職員が欠席というのがけしからん。私はこの時点で帰ってしまったかも(爆。
 >狩猟鳥獣になったことで無闇に獲ることを禁止され、実質的には保護されているということですね。
 その通りですね。こちらでは2年前から狩猟鳥獣になったカワウがまさにその状態です。

bwcrowexさん

外来生物なので絶滅させる必要があるのに、狩猟鳥獣に指定されると不特定多数の人が駆除できなくなるなんておかしいですよね。両法に指定されると、許可がなくても捕獲でき、鉄砲で撃つことも可能だということにすれば良いと思うのですが。

許可された団体は、一般的には市町村のようで、職員が捕獲できるみたいです。

内容からすると目的は雇用にあり、世間の人たちに雇用対策を一生懸命やっていますというアピールがしたいだけでしょう。そんなことに猟友会を引っ張り出すな!と言いたいです。

じゃんさん

おー!それは良い考えです!
バクも外来種ですから捕獲して絶滅させなければいけませんね。でも、もう少し待った方が美味しい脂が乗りますのでそれからということで(笑)で、獲ったバクは私のものでいいんですよね(爆)

トシベエさん

実は、「ここだけの話、適当にやって調査したということでお茶を濁すつもりですか?」と聞いてしまいました。でも、その言葉に対する反論はだれも言いませんでしたので、図星と言うことでしょうか?
お金をばらまくにしても、他にもっと重要なこととか緊急なことはないんでしょうかね?

私も増えすぎて困っている食べもしない動物を狩猟鳥獣に加え、ハンターは撃つのが趣味だから何でも撃って減らすだろう的な考えやめてもらいたいと思っています。

この計画の本当の目的は雇用対策のようで 駆除は形式的なものですね 一時的には
減らすことはできても所詮素人のしていることです 僚友会をないがしろにしたこの計画はよくないです 税金の無駄使いですね 

この計画は当初猟友会はまったく協力しないということでした 猟友会にも指導者に日当を出しているようですね いくらかわかりませんが
今の駆除が始まる前にめぼしい地点は全部捕獲するのもいいかもしれない

雇用促進の形式的なものなので適当でいいのでは?

匿名さん

今週中に県の担当者に説明に来るようにと言ってありますから、その時に詳しく聞いてみます。特に猟友会が無能だから減らないと言わんばかりの報道に関しての説明もしてもらおうかと考えています。

あんな駆除の仕方で果たして効果あるでしょうか? 少し中途半端ですね

農業さん

駆除と言っても、猟友会の駆除員が必ず立ち会うと言っていましたから、それなら今までとなんら変わりがないと思うのですが。ただのお金のばら撒きですから仕方ないのでしょうね。

事業自体が意味がないのですね 猟友会に任せておけば問題ないですね 

農業さん

ヌートリア駆除が目的ではなく、雇用が主目的の事業ですからね。
個人的な考えでは、県が環境省から防除の認定を受けているので、被害農家に箱罠を貸し付ける制度にして自己防衛をしてもらうのが数を減らすには効果的ではないかと考えています。本格的に絶滅まで追い込むのなら、被害がないと駆除の許可を下ろさないやり方と資金のない猟友会に任せるのも問題だと思います。この事業費9000万円で箱罠を買えば1万個も揃えられます。仮に箱罠1基で1頭の捕獲が出来れば年間に1万頭も駆除でき、現状の5倍もの成果が得られます。

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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