狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

高梁川河川整備計画原案

2年前から始まった「高梁川河川整備計画」の策定ですが、当初の予定よりは大幅に遅れて原案が出来上がりました。

IMG_6817.jpg

この原案が出来上がるまでに、国土交通省から高梁川の実態を最も把握している漁協に説明や相談があると思っていましたが、それは一切無く。何度か国土交通省の出張所にそのお願いをしましたが、それも無視されていました。

漁協として何も知らないままに今後30年間の整備を決められるわけにはいかないので、岡山工事事務所に説明を求め、やっと漁協事務所で国土交通省から漁協役員に対する第1回目の説明会が6月14日に開かれました。

なんと!ほとんどの漁協役員は、国土交通省がこういう取組をしていることを知らなかったようです。

国土交通省からの概略説明後の質疑応答では、高梁川の現状を把握せずに原案作りをしたため、致命的な問題点が発覚しました。

学識経験者を集めて形だけの座談会や討論会のようなものを開催するのもいいですが、実際に携わっている者の意見を聞く耳を持っても良いのではないかと思いますが。



平成9年に河川法が改正され、河川法の目的に「河川環境の整備と保全」が加わったにも関わらず、整備計画の最重要課題は250億円もの工事費をかけた治水目的で支流の小田川を付け替える工事です。

でも、この工事を施工したからといって、河川の通水断面が確保されていないので、洪水による災害が無くなるということは無いそうですし、高水位と提内地との落差によりパイピング現象が起こり内水被害をもたらすことに対する対策にもならないと思います。

それに地元の理事が言うには、内水被害が大きくなったのは、排水ポンプが壊れていて機能を果たさなかったのが原因だったそうです。

こういう大きなプロジェクトを立ち上げれば、国土交通省の河川事務所や出張所を存続できるとの腹の内はわかりますが、多くの問題点を抱えている環境面に対する具体的な整備計画が無いというのはおかしな話です。


この日は夜にもこの件に関する地元説明会があったので、それにも出席してきました。

説明の最後に行った参加した住民との質疑応答では、住民からの環境面に対する要望が多かったですね。

小田川の付け替え工事は、ほんとうに必要なの?という質問もありましたが、必要無いと答えるわけはないですよね(笑)

河川は地元に密着したものですから、地元の人たちが要望もしていないことに対して他の地区から来た国土交通省の役人が積極的に行動するのはどうなんでしょうか?

こんなゴリ押しとも思える整備計画が承認される。と同じようなことが、日々日本中で起こっているのかと思うと嫌になっちゃいますねぇ。


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コメント

相変わらず・・・。

必要性の少ないもんを作り上げてますね。

それにしても地元にたいして何の説明も無く進められてたのは
恐ろしい話。

役所体質

自分たちの保身しか考えていない様な体質には腹立たしさを覚えます。本当に必要な事に税金を使って欲しいと思います。地元の住民や河川を利用する漁業に携わる人たちの意見を聴かないというのは横暴です。

これは前原さんとれんぽうちゃんに直訴したほうがいいんじゃないですか?

すぐに訴状を持って上京してください。ついでに一緒に遊びまちょ(^^)v

これから

日本の自然はどうなっていくのでしょうねぇ…。
こういう問題こそマスメディアで取り上げて欲しい問題ですね。

しかし、こうやってブログなどで「間違っていることは間違っている!」と発信できる時代になりましたからね。
色々なことが少しずつ変わっていったらいいな。

川ガニさん、頑張ってください!!

えーちゃん

何~にも知らない住民に対しての説明会は開催するのに、肝心な関係機関を無視しているのにはビックリです。国土交通省が推し進めている計画は、私には納得のいく理由が見つかりません。こんなんで良いのかな???

ナイトハンターさん

ほんとにその通りだと私も思います!一般の人には工事の必要性や内容を検証できる知識がないので、こんな横暴が通用するんでしょうね。それが漁協にしても同じことなんですが、たまたま私には一般の方よりも専門知識があるので、ごまかし的な発言をしたのが見抜けてしまうんですよね。でも、それも不幸なことのように思えます。

シェフさま

お!それは良い考えだ!ついでにシェフもオブザーバーとして直訴に付き合ってもらい、快活な舌でれんぽうちゃんを口説いてくれたら絶対にこちらの意見を聞いてくれますよ(笑)

じゃんさん

法律では環境の保全が最優先なんてことを書いてあっても、現状の環境を問題ないということにしているので他の治水整備をやります。て筋書きにしています。でも、実際には水質も含めて河川環境がとても悪い状態です。これは、国と県が行っている水質検査結果を見れば一目瞭然なんですけどね。こんなことをここで書いても何の解決にもなりませんので、もう少し交渉を頑張ってみます。

いえいえ

まずはアクションを起こすことが大切なのだと思います。
たとえ個人のブログでも、川ガニさんの言葉には説得力があります。
わずかでもそれを読んだ人は、どちらが正しいことを言っているのかがわかると思いますよ。
私にはこれしか言えないけれど「頑張ってください!」

じゃんさん

説得力のある応援をありがとうございます!微力ながら自分で出来ることはやっていきます。大獲れの天然鮎や天然鰻を夢見て(笑)

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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