FC2ブログ

狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することから始めましたが、野菜作り、ミツバチ、キノコ、朝市のカテゴリまで増え、広く深くという内容になりました。一般の方が知らない世界を覗けます。since2007.7 

稚鮎の放流

4月5日は、私が担当する地区で稚鮎の放流が行われました。

P4052238.jpg

第1回目となる本日の放流量は200kgです。1匹が約5gですから4万匹ですね。

P4052241.jpg

放流直後の稚魚は、いつもとは様子が違いなんだか衝撃を受けているような様子です。

なかにはお腹を見せて横になっている固体も見られます。

P4052239.jpg

水槽と川の温度差が大きかったのが原因かと思い計測してみると、水槽が12℃、川の水面も12℃でした。

おそらく、川底の温度が低いのでしょう。放流用のホースが川底まで延びて、そこから稚魚が泳ぎ出ていましたから。

放流後、すぐに群れになり水深が浅い入り江で元気そうに回遊していたので大丈夫そうです。

P4052244.jpg

上流にダムが完成してから、不漁の年が続いています。

漁協も頑張って岡山県の指示放流量以上の放流を行っていますが、結果は毎年変わらず。

やはり環境を改善して自然繁殖の鮎を増やすことしか、鮎を増殖する最良の道はないでしょう。

それには世論を伴って関係機関に協力をしてもらうしかないでしょうけど、閉鎖的な漁協では世論を味方にすることは難しいでしょうね。

昔のように、大人も子供も川に行き遊んだり親しんだりすればそういう意識も芽生えるでしょうが、今の時代ではそんなことをする人達は稀ですからね。

今回のような大災害で食糧不足になっても、自然を保全していれば当面の食料が手に入るので、という災害時の非常食という面も考えて欲しいけど・・・無理でしょうねぇ。


スポンサーサイト



コメント

本当に

無理でしょうかねぇ?
非常食みたいな感覚の自然保護


川ガニさんの言いたい事は本当にわかります。

わかるが故に…

人間って…

鮎釣りは京都在住の頃よくやりました。

こちらにいる鮎は太古の昔からの天然自然そのままの鮎です。
(稚魚放流の歴史はありません)
しかし、地元の人はまったくの無関心で釣らないし、採りません。
ま、海釣りがメインですので川魚に興味がないのも分かるような気もしますが‥‥‥‥

その鮎がここ2~3年、ほとんど姿を見ません。
原因は分かりませんが、このまま絶滅するのではと、心配しています。


バランスが難しい

四国にいた頃、川遊びにきていた親子連れのお子さんが、青ヤスを持って泳いでいただけで監視員の方から激しく怒られていました。
子供が泣き出すくらいに恫喝されていて、かなりかわいそうでしたね。
お父さんも鑑札(入漁券)自体を知らないようでした。

マナーを守らなかったり、禁止漁具を使ったりする遊漁者にも問題があると思いますが、「この川は俺たちのものだ~!」的な漁協関係者にも問題があるのだと思います。

特に子供さんが楽しめるような環境だと、親子そろっての環境保護意識も高まるのだと思います。
難しいですね。

魔王さん

国の政策としては環境の保全をうたっていますが、実務を司る役人は従来通りの考えですから改善するわけないですよね。食料はスーパーで生まれるものと思っているのでしょうかねぇ。

自然薯さん

そうなんですよ!ほんとうは固有種を保護する観点からすれば放流は良くないんですよね。でも、お上からの指示なんです。キジの放鳥も同じなんですが、環境破壊のつじつまあわせというか、形式的な意味合いが強く、地域の固有種を保存するという考えは無いようですね。
いいな~屋久島って、原発も無いようですし移住しようかな?(笑)

じゃんさん

じゃんさんの言われることはよくわかります。でも、理事になってわかりましたが、「この川は俺たちのものだ~!」的な強い思いがないと河川環境を保全する事はできませんね。こちらでは漁協の組合員が高齢化して、行政や企業に太刀打ちできなくなるばかりか密漁者に対しても取締ができないという状態です。そのつけは国民の財産である河川環境の荒廃につながってるんですけどね。
漁協を存続させる観点からも将来の組合員となりうる子供達には河川で楽しんでもらいたいと思っているので、高梁川漁協では、中学生以下の子供からはお金を徴収しない申し合わせにしています。中学生以下に見えたらじゃんさんも獲り放題ですよ(笑)

歓迎!

>いいな~屋久島って、原発も無いようですし移住しようかな?(笑)

ははは、大歓迎します。\(^o^)/
ちなみに、ライフラインの電力は水力発電で全島内を賄っています。
エネルギー危機にもっとも縁がない地域とも言われています。

話し変りますが、猟期が終わり、鳥獣害駆除が3月末まで実施されました。
(繁殖期を除く、ほぼ、1年中、駆除は実施されています)
3頭を捕獲しました。(^o^)
もう、ストッカーに入りきれません。

目からウロコ

>「この川は俺たちのものだ~!」的な強い思いがないと河川環境を保全する事はできませんね。

確かにそうですね。うわべだけの環境保全活動では自然を守ることはできません。
深く自然を知り、関わっている人間にしか出来ないことやわからないことが多いですものね。

ただ、「もとからある川や海で遊んで何が悪い!そこにいる生物を獲って何が悪い!」という一般の意見の方も多いですよね。

そういった意味では
「皆さんから預かった入漁料なんかは、こういった稚鮎などの放流事業に使われていますよ」
と明確に伝えようとしている川ガニさんの活動やブログ内容は素晴らしいと思います(お世辞抜きで。笑)


追伸:今夏は中学生に変装していくから獲り放題にしてください(爆)!

自然薯さん

> エネルギー危機にもっとも縁がない地域とも言われています。
屋久島最高!一度そちらにお邪魔してみたいですね。家庭の事情で当分の間は無理でしょうが・・・
蛋白源も豊富なようですしね。ストッカーを追加購入してください(笑)

じゃんさん

漁協が危ない人たちの集まりとうイメージを持っている方も多いと思います。実際に暴力団関係者に乗っ取られた的な漁協もあったと聞いたこともありますからね。でも、実際は楽しんで魚を多く獲りたい人の集まりです。
もっと漁協の存在意義や役目、河川が抱えている問題点について世間に発進していかないといけないという想いから、私が提案して予算を確保しホームページの作成を依頼しています。とりあえずのものが今月中には出来上がると思います。
次からは、”じゃんさん”改め”中ぼー”ということですね(笑)

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Calendar

« | 2020-02 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29

Monthly

Categories

Recent Entries

Recent Comments

Recent Trackbacks

Appendix

川ガニ

川ガニ

動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。




script type="text/Javascript" src="http://ashia.to/client/js.php?id=558&enc=euc">