狩猟民族の館(Hunting Factory)

狩猟、川漁、採取に関することをメインとしたブログのはずが、最近は農耕民族となり無農薬、無化学肥料、自家採取種、温床による育苗、無肥料にも挑戦、で野菜作りもやってます。そして日本ミツバチも飼い始めましたが前途多難。since2007.7 

カワウ被害

昨日は一日中、漁協の関係で本部に行き会議や打合せをしていました。

そんな中で、今年行ったカワウ駆除の写真を入手したので公開します。

船で対岸に渡り、コロニーに居るカワウを駆除したようです。

CIMG0208.jpg

木々が真っ白になるほどの糞の量ですね。

CIMG0210.jpg


捕獲したカワウの腹を割き、食べている魚を確認すると、30cmくらいもあるコイかニゴイまで食べています。

CIMG0224.jpg


こちらのカワウは、アユとハエを大量に食べていますね。

CIMG0241.jpg

今の時期になると稚魚もある程度の大きさになるのでカワウのエサとしては最適なんでしょう。

今回のカワウ駆除は、朝の8時からだったようですから、少なくとも1羽のカワウが食べる魚の量はこの2倍にはなると思われます。

写真に写っている魚の量から1羽のカワウが1年間に食べる魚の量を計算すると、17匹×2(朝晩)×10g(平均)=340g/日、340g/日×365日=124100g/年=124.1kg/年となります。

県から指示されているハエの放流量は150kgですから、2羽のカワウが居ればその全てを食べ尽くしてしまうという計算になります。

これをアユに置き換えると、アユの指示放流量が3600kgですから、3600kg÷124.1kg/年/羽=29羽/年となります。

凄いですね!29羽のカワウが居ると放流したアユを全て食べ尽くしてしまうわけです!

数字で表されると、カワウ被害が深刻だということがよく理解できますね。

実際に生息しているカワウの数は、少なくとも500羽以上だと思われますから、川の魚が居なくなるはずです。

最近は、カワウの居場所が変化してきたと実感しています。今までは、主に高梁川の本流域に多く生息していましたが、最近では、川から遠く離れた池にでも多くの数が生息しています。

川の魚を食べ尽くし、次は池の番なんでしょう。そうそう、海にも進出していますからね。

このままだと、食料自給率は下がる一方ですね。

もっと本気でカワウ対策に取り組まないと、魚類を食べ尽くしたあとに狙われるのは・・・人間てことになるかも?・・・怖~い!


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コメント

こうしてみるとすごいものですね(@@)。カラス同様手ごわい相手ですね。

しぇふさま

畑で使う防鳥網を川全体に設置する訳にもいかないですからね。それに敏感ですからコロニー以外で撃ち落すのもなかなか難しいです。まあ最終手段がないわけでもないんですけど許可が出るかどうかが問題です(笑)

カワウ

すごーい!こんなに魚を食べるのですね。
それだけ漁業被害があっても狩猟免許がないと駆除できないのかぁ。

漁業組合と猟友会の両方に加盟されている方は多いのでしょうか?

じゃんさん

> すごーい!こんなに魚を食べるのですね。
じゃんさんが潜って食べるのに比べれば微々たるものです(爆)

> 漁業組合と猟友会の両方に加盟されている方は多いのでしょうか?
役員の中には居ませんが、組合員の中には何名か居るようです。漁協で駆除員を編成しようという提案をしていますが、職員じゃないと駄目なようですから私以外の方は銃の所持と狩猟免許の取得が必要です。高齢の方が多いので難しいでしょうね。

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動物の生態を観察し、猟・漁の技術を高め、獲物の処理と調理方法にこだわり美味しく頂くこと念頭に行動しています。

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